おはようございます。古賀修三です(^.^)
昨年末、道路交通法の改正案が発表され、悪名高き「電動キックボード」に関する大幅規制緩和案が出されました!
これにより今後の個人の移動手段が大きく変わりそうです。
私は自転車・電動キックボード・電動でないキックボートユーザーなので、フラットな視点で、今後個人の移動に関する近未来を予想していきたいと思います(^.^)
ではいきましょう~(^^)/
規制緩和の内容
・時速20キロ以下で走行するものであれば、16歳以上の場合、運転免許を不要
・ヘルメットの着用については任意
・時速6キロまでに制御して、それが分かるように表示できる機能がついていれば、歩道を走ることも可能
今までは「原付と同じ扱い」だったのですが、今後は「自転車と同じ扱い」になる見通しです。
今年の最初の国会で通れば、上記のように緩和される見通しです。
16歳以上なら免許がいらず、時速20キロで体力を消耗することなく移動できます。
使い方は未知数ですよ~(^.^)
電動キックボードってどんな乗り物?

電動キックボードってどんな乗り物なの?って思う方もいらっしゃると思いますので、簡単に解説しましょう~(^.^)

↑はアマゾンで販売されている電動キックボードです!
これのスペックを解説していきますね~(^.^)

全長108㎝、全高115㎝、全幅43㎝になってます!
重量は12.5㎏とスポーツ自転車並みの軽さです。
女性でも持ち上げられる重量ですよ~(^.^)

折りたたむと43㎝の高さになります。
簡単に折りたためてコンパクトになります。

タイヤは8インチのものが多いです!
空気は入っていないのでパンクの心配はありません。
電動でないキックボードのタイヤと比べ、太く安定感があります。
後輪にモーターが付いています。

こちらのモデルは3段階に速度を切り替えられ、右グリップ横の黒いレバーがアクセル、左グリップ横の赤いレバーがブレーキレバーになっています!
速度・バッテリー残量・ライトの点灯などの表示は液晶で表示されます。

バッテリーはリチウムイオンバッテリーで、一回フル充電して15-22km走行可能です!
近所にちょこっとお使いに行くくらいなら、充分な仕様ですね~(^.^)

これがおいくらか?というと・・・
アマゾンで28,999円です( ゚Д゚)
ちょっといい自転車くらいの金額なんです!
これは破壊力半端ないですよ~
以前、ユーチューブで私が実走してみたときの動画をアップしております。
興味のある方は見てくださいね~(^.^)
自転車との違い

自転車と比べてどうなの?と思う方も多いと思いますので簡単に比較していきたいと思います(^.^)
安定性
安定感は電動キックボードの方が上です!
重心が低く、立っているだけなのでバランスを崩しにくいです。
車輪が小さいので路面の凹凸にはやや安定性を欠くのですが、重心の低さのおかげでリカバリーしやすいです。
ペダルを漕ぐことも無いので低速での安定感も抜群です。

前輪を2本配置したタイプもあるので、バランス感覚に不安のある方も乗車可能ですね~(^.^)
ファッション性

電動キックボードは自転車のように、またがってペダルを漕ぐ必要が無いので、洋服を選びません!
スカート姿でも、ブーツを履いていても乗ることが出来ます。
ペダルを漕がなくていいので、サドルでズボンが擦れたり、お尻が痛くなることもありません。
いろんな面で自転車のデメリットを解消できますね~(^.^)
疲れ具合

自転車と比べると、立っているだけで動力はモーターなので疲れませんよ~
立ってるのが疲れるのでは?と思うかもしれませんね~
数十分なら十分耐えられるとは思いますが、「疲れそう」という方にはイス付きモデルも多数あります!
脱着も簡単なモデルもあるので、好みで選択しましょう(^.^)
電動キックボードは危険な乗り物なのか?

電動キックボード流行りだした一昨年あたりから、危険運転の報道をよく見かけるようになりました!
「危ない」「危険」「迷惑」などの文字が飛び交いましたが、その多くは歩道走行やルール違反によるもので、電動キックボード自体が危ないのではなく、運転手のモラルの問題です!
「乗り物として危険」なのではなく、「乗っている人の一部のマナーが悪い」ということです。
物と人を分けて考えましょう。
キチンとルールやマナーを守れば、電動キックボードは自転車以上に安全な乗り物になりますよ(^.^)
電動キックボードのここに期待

駐輪場問題

電動キックボードの利点はいくつもありますが、コンパクトにたためる利点を生かせば、駐輪場が劇的に変わります!
自転車1台分のスペースに、折りたたんだ電動キックボーなら5台くらいは置けそうです!
また、重量も10キロくらいなので、自宅内に持ち運ぶことも比較的容易です。
路上駐輪も劇的に減らせる気がします(^.^)
子供乗せ自転車の代わりに

子供乗せ自転車は一般的になっているので、感じる方は少ないかもしれませんが、正直構造的に危険がはらんでいます。
子供を乗せる位置が高いので、万が一転倒してしまったら子供を大怪我させてしまいます。
重心も高いので、バランスを崩しやすく、運転するパパやママは細心の注意が必要です。
乗せ下ろしも一苦労です(^-^;
もし、電動キックボードが2人乗り・3人乗りが可能になったら・・・

まだ、2人乗りモデルの法改正は進んでないですが、幼稚園の送迎などが劇的に変わると思います!
万が一転倒しても、低い位置にいる子供も自分で足を着いたり、受け身を取ったりすることが可能です。
乗せ下ろしも自分で出来るので楽になります。
是非、子供乗せ電動キックボードに期待したいところですね~(^.^)
シニアカー代わりに

今現在も免許不要で低速走行できるシニアカーですが、なかなか普及していない印象があります。
道路事情などの原因もあると思いますが、デザイン的な問題やイメージもあると思います。

今回の改正案に「6㎞/h以下なら歩道走行可」が盛り込まれています!
時速6㎞とはどのくらいかというと、1㎞を10分で移動できる速さです。
これは大人でもかなりの早歩きの速度ですよ~
6キロ以下モデルも様々な可能性を感じますね~(^.^)

↑はLUUPのシニア向けカーです!
体力的に自信のない方は、これにイスを付けてもカッコいいですよね~
また、先に述べた子供乗せも6㎞/h以下なら2人乗りOKだったら、6㎞/h以下での歩道利用者が増えます!
自分だけだと勇気がいりますが、みんな使っていると気軽に始められます。
相乗効果にも期待ですね~(^.^)
おすすめの使い方

最後に、現実的なおすすめの使い方をお話ししたいと思います。
今現在販売されているものは、巡行可能距離は30㎞くらいのものが多いので、やはり近所数キロの日常使いが適していると思います。
「ちょっとコンビニまで」とか「近場の学校や職場まで」といった感じですね~
バッテリーの消費は重量や勾配、路面状況によって大きく左右されます。
道路事情やバッテリーの消費具合が分からない内は、あまり遠くまで行かず、近所でじっくり検証してからにしましょう~(^.^)
まとめ

いかがだったでしょうか?
海外では一般的だった電動キックボードがいよいよ日本でも本格導入されることでしょう。
もちろん最初はいろいろな混乱や、事故も報告されると思いますが、使い方やルールをしっかり守っていれば、これからの生活に大きなメリットをもたらしてくれることは間違いありません。
新しい乗り物を批判するだけでなく、どうやったら便利に使えるか?を考え取り入れていた方が建設的だと思います。
みなさんの生活にどう取り入れられるか?一度考えてみてはいかがでしょうか?
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
↓今回の内容に近い動画もユーチューブにアップしています。
興味のある方は見てくださいね~(^.^)
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