おはようございます。こが修三です(^.^)
今回は、私が人生で初めて自転車を全バラしした時の記事です!
こちらの自転車を会社の上司に頂きました(^.^)
レトロな雰囲気の自転車です。
ネットで調べてみましたが検索には引っかかりませんでした(^_^;)
数年、野外放置状態のようでしたのでチェーンやボルトはサビサビです。
でもスプロケにはサビがありません。
ステンレスなのでしょうか(?_?)
早速、全バラシしていきます。
錆びついたボルトやナットやチェーンはサンポール漬けにしてサビを取っていきます。
また、チェーンリングやクランクやスタンド、ディレイラーガードなどはAZの錆取り剤を購入し、出来るだけサビを落としました。
BBを外しました。
グリスは残ってはいますが硬くなってますね~
パーツクリーナーで汚れを落とし、新しいグリスをタップリと入れて玉押し調整を行いました。
シートポストも極力錆取り剤でサビを落としました。
ワイヤーブラシで擦りすぎたせいか、メッキがやや曇ってしまいました。
サビ付いているよりはまだこの方がいいでしょう(^_^;)
ヤグラはSUSTECと書いてありました。
サビ付いていなかったので、恐らくちょっと良い品なのでしょう。
元々付いていたサドルはママチャリサドルだったのですが、会社の方が欲しいというので、あげてしまいましたw
余っていたドッペルのサドルを付けようと思ったのですが、クッション性が良くないので前傾では乗らないこの手の自転車では、お尻が直ぐに悲鳴を上げることになるでしょうw
もう一つ余っていた、こちらの多少クッションのあるモノにしました。
裏側が少し破れているのですが、ま~見えない部分なのでこれで行きましょう(^_^;)
取り付けるとこんな感じ
ママチャリサドルよりは、充分スポーティーですね~
スタンドとディレーラーガードを再度磨き直しました。
完全にはサビを落とし切れていませんが充分光ってます(^.^)
サンポール漬けにしたチェーンも十分サビが落ちてます!
しかし、臭いがキツイです(*_*)
クレ5-56を吹いて、ふた付きの弁当箱で保管することにしました。
室内整備なので、臭いは大敵です。(嫁に怒られますので…)
チェーンリングとクランクも結構さびていたのですが、ここまで綺麗になりました(^.^)
チェーンカバーは1箇所ヒビがありますが、実用上は問題無いのでこのまま使います。
ハブはほとんど錆びていませんでした。JOY TECHと書いてあります。
やはり、品質の良いモノが付いていますね~
ハブ軸を持って回してみましたが、アタリもそんなに悪くありません。
ベアリングを確認。
やはりグリスは固まっていましたが、そんなに悪い状態ではありません。
こちらも、ベアリングを抜き、清掃、グリスアップをして戻しました。
周りの汚れを落としピカピカです(^.^)
リアハブを分解していきます!
リアはハブのあたりがキツメなので、要調整です。
スプロケを外そうとしたら、ナットの下に大きなワッシャーが・・・(*_*)
スプロケを外す工具が入りません(>_<)
今回は、スプロケと右側のハブのグリスアップは勘弁してもらいましょう(^_^;)(今思うと、左のナットを先に外せばシャフトが外せるので、スプロケも取れますね(^^;)
取り敢えず左側のベアリングをとりました。
フロントに比べて、ベアリングが大きいです。
グリスも残っており、全然問題なさそうです。
こういう年式の古い自転車を整備してみると、5年以上野外放置でも全く問題なく使えることが分かりました(笑)
ビカビカに磨いて、玉あたり調整をして終了。
メッキがきれいなブレーキですね~
ディレーラーとプーリーもキレイにしました。
まだまだ使えそうです。
フロントブレーキはシングルのアルミ素材のモノでした。
アルミは鉄に比べ軽いんですが、何となく制動力は鉄の方があるような気がします。
レバーは樹脂部分が白っぽくなってきていました。
シリコンスプレーを吹きかけて、磨いてあげると黒が復活しました。(一時的かもしれませんね)
調整ボルトはサンポールでサビ取り済みです。
アウターワイヤーは日焼けと割れでチョット使い物になりませんね。要交換です。
ベルは一応鳴るんですが、バネの戻りが悪かったのでシリコンスプレーを吹きかけたら絶好調になりました(笑)
泥よけもコンパウンドで磨きました。
アルミだと思ってたのですが鉄でした(^_^;)
アルミっぽい塗装がされています。
実はハンドルバーもアルミだと思っていたのですが塗装でした(笑)
折り畳み部分もキレイに洗浄とグリスアップ。
今回初めて折り畳みの部分をバラしましたが、良く考えてできてますね~。
取り敢えず一通りキレイしたので、ここから組み立てに入っていきます。
やっと組立に移れます(^_^;)
まず、リアサス、フォーク、ハンドルポスト、シフター、ブレーキレバー、サドルを取り付けました。
これでやっと自立出来ます(笑)
ひっくり返して、泥よけ、フロントブレーキを取り付けました。
次にチェーンリングとクランクです。
クランク長は152mm。
この手の折り畳み自転車によくある短いクランクですね~。
ペダルはターンの折り畳み自転車に付いていた物を流用しました。
虫ゴムは新品に交換。
リムテープは問題無いのでこのまま使います。
チューブも全く問題なしです。
シフトワイヤーはこのまま使い、ブレーキワイヤーは新品に交換です。
今回、ブレーキワイヤーとグリップはダイソーで揃えましたw
そんなに安いの使って大丈夫?と思われそうですが、ほかの自転車にも使ってみましたが全く問題ないです。
十分使えますw
エンドキャップがシティーサイクル用のモノしか入ってないので、在庫のキャップに付け替えました。
次にリアホイールセットを組んでいきます。
プーリーは違いが分からなかったので、おそらく全く同じものが2つ付いているようです。
アクセントとして、リアディレーラーに繋ぐアウターは白にしました。
以前のケーブルは捨てずに取って置くとアウターの長さに迷わなくて済みますね。
一応、全て取り付けが終わりました。
組み立ては洗浄や錆落としに比べれたらあっという間です。
ここから調整に入ります。
後輪を浮かせてディレーラー調整。
トップギアでチェーンのヨジレを確認すると、メッチャよじれてます(*_*)
チェーンリングとスプロケが近いのでこうなってしまうんですね~
これを見たときに、クロスバイクのチェーンのヨジレを気にしていたことがバカバカしく思えてきました(笑)
シューの位置を決めていきます。
シングルのキャリパーは調整が難しいです。
袋ナットを緩くするとガタ付きが出てしまうし、締めすぎると動きが悪くなります。
このように左右で前後にズレもあるので、なかなか手ごわいです(^_^;)
ハンドルポストにプラスチックのシムが挟まれています。
下の折り畳み機構には若干のガタツキがあります。
スピードが出ない自転車なので安全面は大丈夫でしょうが、やっぱり複雑な機構にするとデメリットが出てしまいますね~
左右のブレーキとシフトワイヤーを針金でまとめて走行時にふらつかないようにしました。
これで完成です(^.^)
どうしても取りきれないサビやキズはありますが、キチンと整備されてる感がある自転車になりました。
ここからしばらく乗っての各部の微調整が、また時間がかかるんですよね~^^;
この後も、いろいろ調整を繰り返し、フリマサイトに出品させて戴きました!
そして、引き取り手が見つかり、私の手元から離れていきました。
また、新たな自転車を造っております!
これからも頑張りたいと思います!
今回はこのへんで~
ではまた~(^_^)/~
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