
↑こちらのバイクを2ヶ月以上前にフリマサイトで購入しました。
なかなか時間がなくて放置してましたがそろそろ整備していきます。
お楽しみに~(^.^)/~~~
受入れ・仕様確認

ラッカースプレーで自家塗装されたようです。




知らない方も多いメーカーかもしれませんがパーツ構成が結構いいんです(^.^)

ショートストロークで変速が気持ちいいです。




カバーが割れてます。
フラットバーロードなのに何故かフロント3速仕様です(^^;
しかし、チェーンリングが外せる仕様なのでいろいろとカスタム出来ますね~

ここも塗料が付着してます(^^;



コラムはオーバーサイズでステムのハンドルバークランプ径は31.8ミリ。
塗料で汚れて見えますね~(^^;
こんな感じのバイクです!
ネットで検索したところ恐らくS120というモデルだと思います。
新車価格は58000円くらいのようです。
パーツ構成からしても一流メーカーの同価格帯のモノと全く遜色無いです!
重量はペダル抜きで10.5kg(実測)でした。
ジャイアントのエスケープくらいの重量ですね~
軽いし、パーツ構成からしてもコスパが高いです。
キャリパーブレーキ仕様なので面白いことが出来そうですね(^.^)
次回はバラしていきます。
全バラし

フロントフォークを抜いてみたら、野外放置されていたのか下玉に錆が…
オーバーサイズでコラムは鉄なので強度は充分ありそうです。


一気に進んで全バラしと言いたいところですが、BBが外れません(*_*)
ガッツリ締め込まれてます(*_*;


今回もかなりお安く譲って頂いたのですが、中古激安品は大抵パンクは付き物ですw
おそらくパンクして直すのが面倒でそのまま放置していて、もう乗らないから売っちゃえ~てパターンですね(^_^;)




先ずはクランクに着手します!

フレームのトップチューブ長は520ミリなので、クランクがちょっと長いですね。
なんで175を使ったのでしょうか(?_?)
理由もなくクランク長を決めちゃうところが残念ポイントです(^^;

カバーも割れてるので外します。

チェーンリングはスチールで端数も大きいので重いですね~(^^;
でもこのクラスでは、チェーンリングはスチールは当たり前!
歯が取れるだけでもありがたいです。
でも、なんで175ミリなのでしょうか?
使うか迷いますね~ (^_^;)

ここもアップグレードしたいところですね~
今回はかなり手を加えてドロップ化してみることにしました。
一流メーカーのエントリーモデルのロードバイクくらいに仕上げて行きたいと思います(^.^)
BBが外れないのは気がかりですがフリマサイトに3万円台半ばで出品する予定ですw
前後ホイールのオーバーホール

回転がゴリ付きぎみです!

元々この色なのか?それとも錆なのかは分かりません。(たぶん錆w)


玉押し調整はハブ軸が共回りしてしまいなかなかやりにくいハブでした(^_^;)

白い点々が全周にあります。
ベタ付き防止用のパウダーでしょうか?

パナレーサーのチューブが余っていたのでこちらを取り付けました。

25Cでワイヤービートなのでやや重めですが、最近のエントリーロードに良く使われているビットリアのザフィーロ3が310gなので50gくらいの差です。
まー、頑丈でしょうから普段乗りには適してはいます!
このまま使いたいと思います。

リアの方が回転がいいですね~



左右共パーツクリーナーでクリーニングして、 新しいグリスを入れベアリングを並べて玉押し調整しました。

12-25Tのロード用のクロスレシオのものが付いてます。
クリーニングしましたが隙間に入った塗料は取りきれませんでした(^^;
特に悪さする訳でもないので、まーいいでしょうw
これでホイールのオーバーホール完了です。

外れなかったBBも再トライでやっとこ取れました。
塗料が緩み止めの役割をしていたようです!
軸長は116mmでした。
台湾のネコ製です。
回転も良好ですので迷いましたがこのまま使います。
今回フロントダブルに変更なのでベストなのは113mmなのですが、片側1.5mmのために予算を使うのも勿体ないのでこのままいきます。
塗料はがし

いよいよフレームの塗料を落としに掛かります!



かなり厚塗りされていてとてもではありませんが1度では無理(>_<)

予想通りS120という機種でした。
キレイになったところでワックスがけしてフロントフォークとステムを取り付けました!

ディレーラーも結構塗料が着いていたのでうすめ液で落としました。

組立


4400番のティアグラを以前中古で買ってあったのでこれを付けます。

クランプ径が31.8mmなので選択肢が多くて助かります。


重量は622。クランプ部が鉄なのでソコソコ重量がありますが、このクラスでは当たり前の重量です。

ブレーキレバーに少しキズが有りますが程度はいいです。

ブレーキにティアグラが付いてるだけでテンション上がりますね~(^.^)


今回はクロスさせる必要は無さそうです(^^;

フロントディレーラーの調整用に余っていたケーブルアジャスターを挟みました。

今回はスピードもある程度出せるバイクなので、ホイールバランスをとりました。

1マス0.5gなのでリアは6グラム。

ザックリとしたレベルの調整ですがやっておくと空転時の揺れが少なくなりますね。
走行時に体感できるかは分かりませんが…(^^;
リムの振れは前後ともほとんどありませんでした。



ワイヤーも全て白で揃えました!
前から見るとこんな感じ ティアグラがバイクを引き立てますね~(^.^)

全体はこんな感じ
ん~、ルック車とは言わせないですよ~(笑)
後は中古で購入したクランクを待つばかりです。
こちらももう時期完成ですね~(^.^)
完成

購入したのはスギノの中古品。
ランドナーに付いていた物のようです。

トリプル仕様で歯数は48-38-28、クランク長は妥当な170ミリ。
ダブルの四角テーパークランクは球数が少なく今回はたまたま出品されていたトリプルを購入しました。

めっちゃ軽いです(^.^)


元々付いていた物との比較ですが、クランクとチェーンリングの隙間も全然違います。
クランクも厚みが薄いのでQファクターがかなり狭くなりそうです!

元のよりアウターが4T小さいので何コマか切る必要があると思っていたのですが、切らないで丁度よい感じ…
元のチェーンが短かったと言うことですね(^_^;)
チェーンリングの歯数が両方とも小さくなったので、スプロケは外側のギアが活躍しそうです!
BBを交換しなかったのはチェーンラインをやや外にした方がいいと思ったからと言う理由もあります。
元々の52-42だとちょっと上りが苦しい~(^^;

3個で600円近くします!
なんでこんなに高いのか…(^_^;)

伸びは大丈夫でした。



ペダルとスタンドで600グラムくらいありますので改造後の重量は9.6キロ。
元が10.5キロでしたので約900グラムの軽量化に成功です(^.^)
クランクが軽くなったのと塗料が重かったのだと思います。
塗料の重量はバカに出来ません。
1ボックス型の自動車だと50キロ位、塗料の重量があるそうです!

フロントのディレーラーのロー調整ボルトを締めて稼働域の調整を行いました。

後は試走して変速再調整して長めにしてあるワイヤーを詰めて完成ですね~


ヤバイくらい変わりましたね(笑)
これで多少のロングライドも十分こなせるバイクになりました(^.^)
改造費用は予想よりちょっぴり脚が出てしまいましたが、概ね想定の範囲内でした(^.^)
今回はこの辺で~
ではまた~(^_^)/~~
コメント