おはようございます。古賀修三です(^.^)
今回も視聴者様から頂いたご質問にお答えしていきたいと思います!
今回は以前からおすすめしていたコーダーブルームのクロスバイクに関するご質問です。
「レイル アクティブとSTはどちらがおすすめですか?」というご質問をYoutubeのコメント欄に頂きました!
同じRAIL(レイル)シリーズのクロスバイクなのですが、スペックを見たところ結構違いがあるようです。
では、両者の違いとどちらがおすすめか?をお話ししていきましょう~(^.^)
RAIL ST
外観
↑がコーダーブルームのRAIL STになります!
コーダーブルームのクロスバイクの中では一番の廉価モデルになります。
フロント3速、リア8速の一般的なメーカークロスバイクの仕様です。
レイルシリーズの売りのEAST-Lフレーム(重量1350g)の超軽量アルミフレームが採用されています!
5万円台のクロスバイクで、このフレーム以下の重量のフレームは見たことがありません。
ホントに凄いことですよ~(@_@)
細めのトリプルバテッドアルミフレームにアルミフォークの組み合わせです!
10.7㎏(440㎜サイズ)と軽量なのは、間違いなくフレームの影響が大きいと思われます。
前後輪共にクイックリリース式ではなく、スキュワーナットでの固定方式になっています。
盗難・いたずら防止には良いですが、簡単に脱着したい方はクイックリリース式に変えても良いかもしれませんね~
デザイン的には面白味はありませんが、軽さにこだわり、ロングホイールベースで直進安定性に優れた設計となっています!
イイ感じですね~(^.^)
ではスペックを見ていきましょう~
スペック
ハンドル周り
↑がレイル STのハンドル周りになります。
560㎜幅のストレイトハンドルにシマノのブレーキレバー・シフトレバー一体型のST-M310が付いています!
↑がST-M310です!
非常に珍しいレバーセットですね~
型式からしてアルタスグレードだと思いますが、他メーカーのクロスバイクによく使われるST-EF510よりワンランク上のレバーセットです。
廉価グレードにこのレバーが使われているのが驚きです( ゚Д゚)
ブレーキ・タイヤ
VブレーキはTEKTRO製のJ310ALが使われています!
アーム長95㎜なので、一般的なアームよりも短めのショートVと言って良いと思います。
剛性が高そうなブレーキですね~(^.^)
タイヤはINNOVA製の700x32Cが使われています。
他メーカーでは使われないタイヤですが、見た感じでKENDA KWESTより軽そうなタイヤですね~
ドライブトレイン
クランクセットは48‐38‐28Tのトリプル仕様で、スペック表にはメーカー名の記載はありませんが、おそらくプロホイール製ではないか?と思われます。
スプロケットはシマノ製の12-32T(8S)で、ディレイラーはフロントがターニー、リアはアルタスが付いています。
ここは一般的なクロスバイクと言った感じですね~
スペック表
フレーム | “EAST-L” アルミトリプルバテッド, BSA, 130mm クイックリリース, Vブレーキ |
---|---|
フォーク | アルミ 1-1/8 inch, 100mm クイックリリース, Vブレーキ |
ボトルケージ台座 | ダウンチューブ(480, 440, 400),シートチューブ(480, 440) |
ボトムブラケット | シールドベアリングスクエアテーパーカートリッジBB |
ギヤクランク | Forged Alloy,48T/38/28,W/CG,170mm |
フロントディレーラ | SHIMANO FD-TY710-TS3 |
リヤディレーラ | SHIMANO RD-M310-L |
スプロケット | SHIMANOCS-HG200 8S 12-32T |
チェーン | KMC Z8 |
シフター | SHIMANO ST-M310 |
ブレーキレバー | SHIMANO ST-M310 |
ブレーキセット | TEKTRO J310AL |
ハンドルバー | アルミ 560mm φ31.8 |
グリップ | ラバーグリップ |
ステム | アルミ 7° 90mm φ25.4 |
シートポスト | アルミ 350mm φ27.2 |
サドル | オリジナルクッションサドル |
フロントホイール | 28H OLD:100mm, スキュワーナット |
リヤホイール | 28H OLD:130mm, スキュワーナット |
タイヤ | INNOVA IA2406 700x32C BK/BK, 仏式, バルブ長48mm |
付属品 | フラットペダル、キックスタンド、ベル、リフレクター |
カラー | マットブラック、ソリッドホワイト |
サイズ | 480(L)/440(M)/400(S) |
車種記号 | KB-24-028 |
重量 | 10.7kg(440mm、付属品除く) |
価格
価格は税込62,700円となっています!
通販価格では5万円台半ばで販売されているようです。
完成車配送が多いので、通販でも購入の敷居は低そうですよ~(^.^)
販売ページはコチラ↓
型落ち2024年モデルは少しお安くなってますよ↓
※2024モデルと2025モデルの違いは、新色追加だけのように思います。
RAIL ACTIVE
外観
↑がRAIL ACTIVEになります!
STと同じEAST-Lフレームを採用しており、フォークも同じ形状のアルミフォークになります。
サドルがSTのモノより薄型のスポーティーなモノになってますね~
クランクがシマノ製のダブルクランクになり、フロント2速・リア8速の16段変速になります。
タイヤをMAXXIS製の軽量タイヤに変えて、クラス最軽量の9.9㎏を実現しています!
エントリー向けクロスバイクでこのタイヤはなかなか付かないですよ~(^.^)
スペック
ハンドル周り
コチラも560㎜幅のストレートハンドルです。
ブレーキレバーはTEKTRO製で、シフターはSL-M315(2×8速)の組み合わせです!
ブレーキ・タイヤ
Vブレーキはシマノ製のBR-T4000(アリビオグレード)が採用されています。
上級グレードに使われているので、「ST」に付いていたテクトロ製のVブレーキよりも原価が高いと思われますが、ブレーキの効きに関しては大差は無いと思いますよ~
タイヤは先にお伝えした通り、MAXXIS DETONATOR 32Cです。
1本370gなので、STのタイヤよりも100g以上軽量になっていそうです!
ドライブトレイン
そして一番の違いはフロントダブルクランク(シマノ製 FC-TY501-2 46‐30T)が付いているところです!
チェーンリングが2枚になって、見た目も重量も軽くなっています。
このクランクは悪くは無いのですが、アウター46Tは私的には大きすぎる気がします(^-^;
ギア比を考えるとアウターは40T前後で良いような・・・
ここは好みの分かれるところですね~
スプロケ・リアディレイラーはSTと同じ仕様です。
スペック表
フレーム | “EAST-L” アルミトリプルバテッド, BSA, 130mm クイックリリース, Vブレーキ |
---|---|
フォーク | アルミ 1-1/8 inch, 100mm クイックリリース, Vブレーキ |
ボトルケージ台座 | ダウンチューブ(480,440,400),シートチューブ(480,440) |
ボトムブラケット | シールドベアリングスクエアテーパーカートリッジBB |
ギヤクランク | SHIMANO FC-TY501-2 46x30T 170mm チェーンガード付き |
F.ディレーラー | SHIMANO )FD-TY606-L |
R.ディレーラー | SHIMANO RD-M310 |
スプロケット | SHIMANO CS-HG200-8 12-32T |
チェーン | KMC Z8 |
シフター | SHIMANO SL-M315 |
ブレーキレバー | TEKTRO CL520 |
ブレーキセット | SHIMANO BR-T4000 |
ハンドルバー | アルミ 560mm φ25.4mm |
グリップ | エルゴグリップ |
ステム | アルミ 7° 90mm φ25.4 |
シートポスト | アルミ 350mm φ27.2 |
サドル | オリジナルクッションサドル |
F.ホイール | 28H OLD:100mm, スキュワーナット |
R.ホイール | 28H OLD:130mm, スキュワーナット |
タイヤ | MAXXIS DETONATOR 700x32C BK/BK, 仏式, バルブ長48mm |
付属品 | フラットペダル、キックスタンド、ベル、リフレクター |
カラー | マットブラック、アズライトブルー、ネオンイエロー、ミスティグレー |
サイズ | 480(L)/440(M)/400(S) |
車種記号 | KB-25-017 |
重量 | 9.9kg(480mm、付属品除く) |
価格
定価は税込72,600円ですが、通販では6万円台半ばで販売されています!
コチラも完成車配送だったり、大手自転車店での店舗受け取りが可能です。
通販で購入してお得にポイントをゲットしましょう~(^.^)
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2024年モデルは少しお安く買えますよ~↓
※2024と2025モデルの違いはサドルとホイールの違いのようです!
おすすめはどっち?
この2台の価格差は2025モデルだとおよそ9,000円です!
重量差は800gですが、STのタイヤを軽量モデルに交換し、軽量サドルを付ければ重量差はほぼ無くせると思います。
あとはチェーンリングがダブルが良いか?トリプルが良いか?なのですが、ここは使い方に依るのでどちらが良いと言えないところなんですよね~(^-^;
これはギア比が関係してきます。
フロント46‐30T・リア12-32Tの場合、トップのギア比は46÷12=3.83になります。
32Cの太めのタイヤを履かせているので、こんなに大きなギア比は必要ないかもしれません。
もしかしたら8速(12T)や7速(14T)はほとんど使わないギアになる可能性があります。
タイヤを28や25Cあたりに細くして、フラットバーロード的なガンガン飛ばしたい方には46‐30Tは良いかもしれませんね~
おすすめの25・28Cタイヤはコチラ↓
一方48‐38‐28Tの場合、ミドルギアの38Tを通常使うギアにすると、ギア比は38÷12=3.16となります。
太めの32Cタイヤの場合、丁度よいギア比になっていると思われます。
普段使いならチェーンリングは、38Tあたりが良さそうな自転車に思います。
通常はフロントギアは変速せず、リアの変速だけで済ませたい人には「ST」がおすすめですね~
ちょっとギアが足りない場合は11-32Tに変えても良いかもしれませんね~↓
ギア比について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください↓
まとめ
いかがだったでしょうか?
価格差9,000円で軽量タイヤと軽量サドルを購入することは可能なので、後はクランク・チェーンリングの差になります。
クランク・チェーンリングはダブルの方が軽量で見た目も良いのですが、ガンガン飛ばす方でも無いのであれば、クロスバイクには40T前後が使いやすいと思います。
今回のご質問者様がどちらのタイプなのか?が分かりませんが、私なら後々の選択肢の多さを考えて「ST」を選ぶと思います。
どちらも非常におすすめのクロスバイクであることは間違いありませんので、ご自身の「用途」を考えて選択すれば良いと思いますよ~(^.^)
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
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