【ロードバイク】ビンテージを買う前に知っておきたい5つのこと(中古 クロモリロードバイクの選び方)

ロードバイク

おはようございます。古賀修三です(^.^)

先日、ビンテージバイクのオーダーメイドのご依頼を頂き、ここ1週間ずっと中古車を探しまくっていいました。

結果的にご依頼は流れてしまったのですが(^^;、ビンテージロードバイクは現在販売されているロードバイクと仕様が異なるところが結構あり、注意しなくてなならない点も多いな~と痛感しました!

なので、今回はビンテージバイクをご検討の方に、気を付けておくべき注意点5つをご紹介します(^^)/

 

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フレーム形状(規格)

↑は4年前にご依頼でオーバーホールさせていただいた約30年前のパナソニックのレ・マイヨです!

クロモリフレームでコンポはフルでシマノ600(STI付き)でした!

  

リア8速・STIが付きのモデルなので、リアエンド幅は130㎜(現在と同じ規格)です。

もしこれがリア7速のWレバー仕様だとリアエンド幅は126㎜になります。(リア7速仕様車はリアエンド幅126㎜のものがほとんどです)

操作性を考え「STIを後付けでも付けたい」という方は、この4㎜の違いを覚えておきましょう!(私は鉄フレームなら4㎜くらいは大丈夫だと思っておりますが・・・(^^;)

 

次にシートポストです!

現在の規格と違うものが多いです。

現在のクロモリロードは27.2㎜の規格のものが多いのですが、ビンテージバイクは25.0㎜、26.0㎜、26.4㎜、26.6㎜、26.8mm、27.0㎜などマジで乱立しておりますw

フレームのみを購入される方はシートポスト径は必ず確認しておきましょう!

 

 

ハンドルバーとステム 

ステムは1インチ、ハンドルクランプ径は25.4㎜のものが多く、ハンドルバーはアナトミックっぽいものが多いです!

ステムも長めのものが多いので、上ハンを持つ現在の一般的なポジションを作るにはステム変更やハンドルバーの変更など手を加える必要があります。

 

私はバークランプ26.0㎜のステムに変更し、アナトミックシャロータイプのハンドルを付けてます!

現在のクロモリロードと大きく違う点なので、ステムやハンドルの変更も視野に入れておきたいところですね~(^^;

25.4㎜のアナトミックシャローハンドルはコチラ↓

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STIレバーとブラケット

Wレバーのものをとりあえず購入して、STI化したいと思っている方もいると思います。もちろん取り付け可能です!

リア8速なら7400デュラエース、6400シマノ600、旧105、RX100 などがあります。

 

Wレバーが付いていたところにアウター受けを設置して取り付けるのですが、現在も簡単にパーツ入手可能です!

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ここで注意したいのがブラケットカバーの替えが販売されていないところです(^^;

加水分解でベタベタしてきてしまっているものも少なくありません。

ビンテージバイクの悩みどころなのですが、みなさん現在販売されているブラケットカバーを加工して取り付けたりしています!

完璧を求めず多少の妥協も必要ですよ~(^^; 

 

 

  

チューブラータイヤ 

ビンテージバイクにはチューブラータイヤが付いていることが多いです!

 

リム形状はこんな感じなので、一般的なクリンチャータイヤを付けることはできません!

ホイールごと変えることはもちろん可能です!

チューブラーのまま行くのであれば、クリンチャーに比べて選択肢が少なく若干お高いこと、リムテープもしくはリムセメントでタイヤとリムをくっ付けるので、気軽に脱着が出来ない点もデメリットとしてあります!

タイヤのランニングコストは若干高めとお考え下さい<m(__)m>

  

 

 

ローのギア比が2倍くらいある

チェーンリングはPCD130㎜のものがほとんどです。

歯数は52-42Tが付いていることが多いです。

 

スプロケットは12-23Tや13-23Tあたりの超クロスレシオのスプロケットが付いていることが多いです!

チェーンリングとスプロケットを考えると、一番軽いギアでもフロント42T、リア23Tなので1.82のギア比です( ゚Д゚)

最近のロードバイクはPCD110㎜。

50-34Tのコンパクトクランクに32Tのワイドレシオなスプロケットが付いていることが多く、軽いギアのギア比は1.0近くになります!

 

私は軽いギアを付けたかったので、インナーのチェーンリングを39Tに変更し、スプロケットを13-26Tにしました!

ビンテージバイクのリアディレイラーは25Tくらいまでしか対応していないものがほとんどなので、28Tや32Tのスプロケットは装着不可なんですよね~(^^;

ギア比は1.5くらいまでが限度と考えておきましょう!

  

 

 

まとめ

ということで、ビンテージバイクを購入しある程度現在のロードバイクのような仕様にするとなると結構なコストと手間がかかります!

多少不都合があってもいい、自分で整備できる、妥協できる、コスト増も受け入れられる、とお考えなら十分ありな選択ですが、購入した後に専門店でレストアしてもらうとなると、車両購入金額の何倍ものコストが掛かってしまうことも考えられます!

よくよく考えてから購入することをおすすめいたします!

私は4年くらいかけてじわじわ好みのバイクに仕上げていきましたが、一気にやろうとせず気長にバイクを育てていくことをおすすめいたします(^.^)

今回はこの辺で~

ではまた~(^^)/^^^^

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