おはようございます。古賀修三です(^.^)
今回は、メンテナンススタンドを「買ってください」というお願い記事ですwww
私はいろいろな方の整備相談に乗らせていただいているのですが、以前こんなことがありました。
メンテナンススタンドが必要な理由
「変速が上手く決まりません」というご相談を受けて、症状をチェックするために動画を送ってもらったら↑のように逆さまにして変速調整している動画でした(@_@)
「スタンドが無いので逆さまにしているのですが、ダメですか~?」と聞かれたので、「ダメですね~(^-^;」とお答えしました。
清掃目的なら逆さまにすることは問題ないですが、変速調整はNGです!
チェーンの自重でのたるみ方が変わってしまい、スプロケ・チェーンリング共にチェーンに掛かり難くなってしまいますからね~
スポーツ自転車を買ったら、メンテナンススタンドは必須です!
1000円ちょっとから買えるので、ぜひ1台揃えましょう~
メンテナンススタンドの選び方やおすすめ品もご案内させていただきます。
ぜひ最後まで読んでくださいね~
では行ってみましょう~(^^)/
おすすめ簡易スタンド
フック掛け式スタンド
私が最もよく使うのが、フック掛け式スタンドです!
↑の画像のようにチェーンステーとシートステーの2点にフックを掛けます。
下側のフックの穴が数カ所空いているので、フレーム形状によってどの高さにするか?を調整出来ます。
手軽に後輪が浮かせられて、安定感もソコソコあります!
室内保管用のスタンドとしてもおすすめです(^.^)
手軽さはNo.1ですね~
おすすめはAZの自転車用ワークスタンド フック掛け式です↓
↑はミノウラのディスプレイスタンド DS-532-600Lです!
フックの調整がしやすく、フック形状もアタリ面が広くとられているので、フレームにやさしいスタンドです。
ちょっと値段はお高めですが、モノは良いですよ~(^.^)
手軽で便利なのですが、このフック掛け式はバイクによって使えないことがあります!
次の「リア挟み込み式スタンド」の記事内で解説しております。
絶対に読んでくださいm(__)m
リア挟み込み式スタンド
次は、後輪のクイックリリース(スルーアクスル)に挟み込むタイプのご紹介です!
このスタンドもよく見ますよね~
私もたまに使います。どんな時に使うかというと・・・
先にご紹介した、フック掛け式のフックが後輪のスポークに当たってしまい、後輪が回せない時です!
コレ、そこそこあります!
どんな自転車の場合に干渉しやすいかというと、、、
私の経験からですが、ホイールが11速対応だと、オチョコがやや大きくなるので干渉しやすい気がします。
また、チェーンステーやシートステーが内側に入り込む形状のバイクも干渉しやすいです!
そんな時はリアクイックリリース挟み込み式タイプ使っています!
取り付け方は、まず右側のクイックにスタンドの穴を差し込みます。
次に左側のクイックレバーに合わせて、切込み穴の位置を合わせて差し込み、ダイヤルレバーを締めるだけです!
難しいことは何一つ無いのですが、クイックを挟み込むひと手間が、フック掛け式よりちょこっと時間が掛かるので、フック掛け式がダメだった時に使用しています!
また後輪を外す場合、クイックリリースも無くなってしまうため使用できなくなります!(フック掛け式なら後輪が外れていても使用可能)
やはり、フック掛け式とリアクイックリリース挟み込みタイプの併用がおすすめですね~
↑スルーアクスルの穴に差し込むタイプもありますよ~(^.^)
↑スルーアクスルに左レバーが付いているタイプはコレ!
おすすめワークスタンド
重整備するなら、やはりキチンとしたワークスタンドをおすすめします!
私はユーチューブ視聴者様から買取させていただいたガチ系のワークススタンド2台と、今まで自分が使っていたワークスタンドを比較した動画をアップしています↓
どれもバラ完するのに十分なワークスタンドなのですが、この3台の中から私がどれを選んだのか?理由とともにご紹介させていただきますね~(^.^)
4年間使っていた4本足スタンド
動画内でもお話ししていますが、初めて買ったのが↑のような4本足のタイプです(現在同じ商品は販売されていないため、類似商品となります)
いろいろな太さのフレームに対応しているし、微調整も出来て各パーツの取付やフレームのクリーニングなどもしやすかったです!
オーバーホールの作業にも十分使えますよ~(^.^)
ただ、4方向に足を広げるため、自転車後方のスペースも結構広くとる必要があります。
6畳の一室で作業しているのですが、他にも作業デスクや収納ラックなどがあるので、このワークスタンドを使っているときは、ちょっと手狭感がありました(^-^;
スペースに余裕のある方には良いと思いますよ~
MINOURA(ミノウラ) RS-1800
次はミノウラのRS-1800のご紹介です!
ワークスタンドの定番中の定番ですよね~(^.^)
先に紹介した動画内でもご説明しましたが、安定感は抜群です!
後輪を付けた状態でも、安定感が高く車体の平行も取れるので、ハンドル周りの整備やディレイラーの調整もやりやすいと思います!
プロショップでも結構使われているのではないでしょうか~
省スペース設計で良い感じなのは間違いないのですが、私の使い方に向いていないと感じたのは、車体を反転させたり出来ないんですよね~(^-^;
私の作業のメインはオーバーホール(バラ完)なので、普通の方とはちょっと違うのは間違いないです!(私が変なんですwww)
パーツの清掃や、調整メインの方にはメッチャおすすめですよ~(^.^)
CXWXC メンテナンススタンド
最後は現在私が使っている、ワークスタンドのご紹介です!
私のは「X-Tool」という名前ですが、現在は「CXWXC」というメーカーから販売されています。
↑は先日整備したKHSのF20-Rです!
トップチューブの無い折りたたみ自転車でも活躍してくれました(^.^)
アルミフレームはもちろんのこと・・・
細めのクロモリでも問題なしです(^.^)
クランプはクイックリリース式で、軽い力でクランプ出来て、クイックレバーを回すことで微調整が出来ます!
フレームを反転させるときも操作が簡単で、ギアが嚙み合さることで安定感が増します!
2本脚なので、部屋の角でも作業可能です!
部屋の狭い私には助かりますwww
アルミなので重量が軽く、自転車を吊るしたまま場所移動が出来るのも助かります!
簡単な操作でコンパクトに収納できるのも助かりますね~
という理由で、3台の中からコレを選びました(^.^)
自転車工具でおなじみの「BIKEHAND」からも出ていますが、モノは一緒だと思います。お安い方を選びましょう~w↓
まとめ
いかがだったでしょうか?
とりあえず簡易的なもので良いので、「真っ直ぐに後輪を浮かせる」ことが出来るようにしましょう~
コレが出来ると出来ないでは大違いですwww
ディレイラーの調整やブレーキの調整は必須スキルです。
簡易スタンドで良いので、買ってください(@_@)
絶対に役に立つ時が来ます!
変速調整は逆さまにせず、メンテスタンドを使って行ってくださいね~(^.^)
この記事の解説動画はコチラ↓
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
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コメント
メンテナスや調整をするうえでメンテスタンドは必須ですね。
自分はメンテナンス内容によってCXWXCやミノウラのワークスタンドを使い分けるようにしてます。
簡易なスタンドでGORIXのGX-013Dというのもあります。
自転車はそれぞれ専用工具とかあるので自分でメンテするには、それらの工具を揃えなければならないのが大変ですね。