おはようございます。古賀修三です(^.^)
今回はネジ山を崩してしまったステムを修理していきます!
自転車カスタムあるあるの、オーバートルクによる「ネジ山崩壊」→「メンタル崩壊」を救いたいと思いますwww
では行ってみましょう(^^)/
ヘリサートとは?
↑今回使用する補修キット「ヘリサート」に似たものwになります!
いろいろな規格のネジ山に対応した商品が出ています。
ステムに使用されているネジ山にも対応している商品がありました↓
約1,000円でステムが治せるなら安いものです(^.^)
Amazonで即ポチしました!
翌日ヘリサートのキットが到着しました!
しかし、よくよく考えるとタップのハンドルを持っていません(^-^;
ハンドルを追加で注文しました↓
翌日やっと道具が揃いました!
では、補修を行っていきましょう~(^.^)/
ステムのネジ規格
↑が今回補修するステムです!
ボルトはM5です。
ピッチが分からなかったので検索すると・・・
ステムボルトは一般的な工業規格で、M5は0.8ピッチのようです。
これは「並目ねじ」と呼ばれる一般的な規格のようですね~
画像の左上のネジ山が崩れ、M5ボルトがズボズボと回さずに入ってしまう状態です(^-^;
では補修していきましょう~
ステムのネジ山修理方法
↑は付属の下穴を開けるドリルの歯です!
正しい使い方は、崩れたネジ穴に下穴を開けるのですが、今回はステムの素材がアルミで比較的柔らかい素材なので、下穴を開ける工程はカットしますm(__)m
まずはタップハンドルにタップを装着します。
M6のタップのようです。
ピッチは0.8です。
崩れたM5のネジ山に、ひと回り大きいM6のタップを切っていきます!
他のボルトと平行になるように、角度に注意しながらハンドルを回していきます。
アルミなので簡単に削れていきますね~
アルミの削りカス満載です!
貫通したら逆回転でタップを外していきます。
M6×P0.8のネジ穴が出来ました!
指で触るとバリが出来ていますね~
棒ヤスリでバリを除去していきます!
次は主役の「ヘリサート」を入れていきましょう~
コイルバネのような形状ですが、端が中央に折り曲げられています。
付属の工具の先端が二股に分かれています。
ココにヘリサートを装着します。
こんな感じです!
工具をヘリサートに入れて、先ほどの突起を引っかけます。
そしてネジ山にヘリサートをねじ込んでいきます。
スルスルッと入っていきますね~(^.^)
ヘリサートが奥まで入りました!
最後に付属の棒を使います!
ヘリサートを挿入した穴に突っ込んで、突起をへし折ります!
結構硬いですが、グイっと棒を押し込むと「パキッ」と折れました。
折れた突起がコチラです↑
お~、ヘリサートがネジ山の代わりになってますね~(^.^)
中でズレたりしないのでしょうか?
早速ステムボルトを入れてみましょう~
スレッドの精度が高く、軽い力で入っていきますね~(^.^)
良い感じですね~(^.^)
ちょっと強く締め込んでみましたが、全然問題なさそうです!
元々ネジ受けがアルミだったものが、ヘリサートは鉄なのでネジ山は強くなったと思います。
コレは便利ですね~
次はボルトを外して、ヘリサートが動いていないか確認してみましょう~
全然動いて無さそうですね~
完璧ですwww
捨てようと思っていたステムが復活しました(^.^)
まとめ
いかがだったでしょうか?
1,000円で30個入りという、非常にコスパの良い補修用品です!
ステムボルトを「やらかしてしまった」方は、ぜひお試しくださいね~(^.^)
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
コチラの記事もおすすめです↓
コメント