おはようございます。古賀修三です(^.^)
今回もYoutube視聴者様のご質問にお答えしていきたいと思います。
今回は「デカトロンのRC100 V2の解説をしてください」というご依頼にお答えしていきたいと思います。
また、デカトロンのロードバイクの中で一番おすすめの「RC500 V2」も合わせてご説明していきます!
では行ってみましょう~(^.^)/
ヴァンリーゼル RC100 V2
外観・価格

↑が今回ご依頼のあった「ヴァンリ―ゼル RC100 V2」になります。
フロントシングル・リア7速(カセット)のロードバイクになります。

フレームはアルミ、フォークはスチールになります。
溶接痕は未処理状態で、モリモリとしていますね~

ダウンチューブを見てみると、フロントシングル仕様ながらアウター受けが2つあります。
フロントダブル化可能なフレームになっています!
このロードバイクはデカトロンで販売されているロードバイクの中で最も廉価な44,900円です!
まずお安くロードバイクを始め、徐々にカスタムしていくような位置付けなのかもしれませんね~
販売ページはコチラ↓
スペック

では細かいスペックを見ていきましょう~
ハンドル周り

↑ハンドル周りはこんな感じです。
一般的なオーバーサイズのコラムにアヘッドステムが付いています。
ハンドルクランプは最近珍しいボルト2本留めですね~
バークランプ径は31.8㎜より小さそうです。
最近のロードバイクには使われていない、25.4㎜の可能性もありそうです。

デュアルコントロールレバーはL-TWOO製で左側は変速機能なしのブレーキレバーが採用されています。

フロントダブル化するには左レバーを交換する必要があります。
折角ダウンチューブにアウター受けがあるのに、ダブル化するには余計なコストが掛かってしまいます。
ここは若干残念な気がします(^-^;
ブレーキはテクトロ製のTektro R315が使われています。
ロングアーチタイプなので、700×32Cの太めのタイヤでもクリアランスは十分ですね~
クランク周り

クランクはシングルギア(44T)が採用されています。
クランクとチェーンリングが一体式のタイプにチェーンガードが付いています。
ロードバイクとしては、若干見た目がチープに見えてしまうのがやや残念ですね~(^-^;
リア周り

リア周りの画像が無いため、引きの画像で見ずらいですが、ディレイラーハンガーはフレーム一体型になります。
リアディレイラーはおそらくシマノ製のMTB用ターニーが採用されているように見えます。
スプロケットはカセットタイプの12-28Tです。
チェーンリングが44Tでタイヤサイズが32C、11㎏オーバーの車重を考えると、ギア比が高い気がします。
フロント38Tくらいでスプロケット12-32T(7S)くらいが良かったのでは無いか?と思いますね~(^-^;
おすすめ出来るか?

「おすすめですか?」と聞かれると、「う~ん」となってしまいそうです(^-^;
カセット7速は良いのですが、それ以外はちょっと微妙です。
フロントダブル化すればソコソコ使えそうではありますが、デュアルコントロールレバー交換が前提になるため、結構コストが掛かってしまいそうです。

アニマート グランデッツァのような2×7速のボスフリーを、カセット化する方がおそらく安上がりでしょう~
同価格帯のグランデッツァはカスタムしなくてもほとんどの方にとって十分なギア比にもなっています。
わざわざフロントシングルのRC100 V2を選ぶ必要が無いと思いますよ~m(__)m
グランデッツァの詳細はコチラ↓

ヴァンリーゼル RC500 v2

今回のご質問とは関係ありませんが、デカトロンでは「ヴァンリーゼル」と「トリバン」というブランド名で5車種のロードバイクが販売されています。
その中で私が最もおすすめ出来ると思った「RC500 V2」をご紹介いたします!
外観・価格

↑がヴァンリーゼルのRC500 V2になります!
フレームはアルミ、フォークはカーボンになりますよ~(^.^)
変速数は2×10段で、送料込み価格101,900円です!
20段変速・ディスクブレーキ仕様で10万円は破格だと思いますよ~(^.^)
販売ページはコチラ↓
スペック

ステムはハンドルクランプ4本締めの一般的なタイプです。
バークランプも一般的な31.8㎜ですね~
デュアルコントロールレバーなどのコンポはマクロシフト製のR10が採用されています。
シマノでは無いのが残念ですが、マイクロシフトも十分実績のあるコンポですよ~(^.^)
ブレーキ・タイヤ

ブレーキは機械式のPROMAX製330Rが採用されています。
クイックリリース・6ボルト固定ローターは価格を考えたら仕方ないところです。
固定が不安な方はスキュワーナットに交換しましょう~

タイヤは700×28Cです。
フォーク路のクリアランスが広めに造られているので、まだまだ太いタイヤが履けそうですね~(^.^)
ダウンチューブにアウター受けが3つあるのも新鮮ですね~www
クランク周り

クランクチェーンリングは2ピースタイプです。
形状からしておそらくプロホイール製だと思われます。
変速機はマイクロシフとR10 です。
シートチューブとタイヤのクリアランスも結構ありますね~
リア周り

リアもブレーキユニットはフロント同様です。
スプロケットはマイクロシフト製の11-32T、リアディレイラーもマイクロシフト製のR10になります。
重量は10.5㎏~10.9㎏と軽量ではありませんが、サイクリングには十分なスペックだと思いますよ~(^.^)
まとめ

いかがだったでしょうか?
ご質問のRC100 V2は私的には「あまりおすすめしないかな~」という感じです(^-^;

乗り慣れてきて「フロント2枚も要らないからシングル化しよう」なら、自分に必要なギア比が分かっているのでアリなのですが、まだ何もわかっていない初心者の状態でフロントシングルのロードバイクを買うことはおすすめ出来ません(^-^;
それなら「クロスバイクで良いのでは?」という感じです!
もう1台のRC500 V2は非常におすすめです。
マイクロシフトとシマノは互換があるので、徐々にシマノ化しても良いと思います!
予算10万円くらいの方におすすめですよ~(^.^)
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
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