Amazon等で最もお安く売られている21テクノロジーのロードバイクの中古車を、再販用に買い取りました。
まだ受け入れ検査はしておりませんが、パッと見でちょっと手を加えたくなるところが満載なのです(^_^;)
しかし、手を掛けすぎてしまうと少し前にオーバーホールしたライトウェイのフラットバーロード仕様車やドッペル801のように、価格が上がりなかなか売れず、たたき売りになってしまいます(^_^;)
スポーツバイクに初めて乗ろうとする方々は、「とりあえず低価格」で乗れるモノを探されている方が多いようです(^_^;)
この趣味を続けていくには多少販売利益を頂かないとやっていけないので、そのようなお客様に合わせたモノを作っていかないといけません(^^;
もちろんこの自転車をただ乗れるようにするだけでしたら、パンク修理のみでお安く出せるのですが、、、
やっぱりちょっと危ない自転車を販売することになってしまうので、最低限は費用をかけ整備を行いたいと思います。
数年前の21テクノロジーのロードバイクのオーバーホールに入ります。
もう時期、収穫ですね~(笑)
よく見ると、バーテープがハンドルの中央から巻かれていますね!
こういう巻き方も有るんですね~。
まー、機能的には全く問題ありません。
剛性不足は否めません。(鉄の方がまだ効きます(^^;)
ロード用のデュアルピボットに替えたいですがリムとのクリアランスが広いので、通常のロードバイクのモノでは合わなさそうです(^^;
2×6段変速です。
ディレイラーをトップにすると、チェーンカバーとディレイラーが擦れてしまいました(^_^;)
ディレイラーにはBテンションボルトが無いタイプです。
クランプの精度が良くないのか前側がキズ付いて塗装を痛め、錆が出てしまってます!
前後ともリムがキレイです。
おそらく走行距離は非常に少ない、と言うかほとんど走ってないと思われます。
リムがそこそこ高さがあるのでホイールは重量がありそうです。
ちなみにフレームサイズは46cm、トップチューブ長が550mmくらいあり、ステムは110mmくらいあるので、前後方向に長いバイクです。
170㎝後半の方でないとドロップ部にポジションを取りにくいと思われます。
この辺も何とかしたいと思います。
と、こんな感じのバイクです。
最近のロードバイクとは仕様が違うところが多々ありますが、回転部分を調整してブレーキをもう少し利くようにしてあげれば、普段乗りには使えるバイクにはなると思います。(希望的観測)
最低限のアップグレードですが着手したいと思います。
ステム、ハンドルを外しました。
フォークを左右に切るとガッガッガッと抵抗を感じます!
ナットを外して、クリーニングしてガタツキが出ない程度に緩めて調整しました。
スレッドにはグリスを塗っておきました。
古い子供用のマウンテンバイクに付いていた突きだし80mmのステムです。
ハンドルも交換です。
形状が良くないです。(悪すぎる)
ブラケットポジションでも使えるようにしたいと思います。
644gもありました(^^;
交換するのは、レ・マイヨに付いていたサカエのアルミのモノです。
重量は329g。300gも軽いです!
しかし、ブレーキの金具がどうしてもバーに通せません(>_<)
元のバーは22.2mmとフラットバーの規格で、ロードバイクのドロップハンドルは23.8mmくらいが一般的です。
この金具は特殊仕様のようです。
よく22.2~24mmくらいと幅を持たせた金具が使われているモノが多いのですが、これは違うようです(^_^;)
いろいろと金具を広げようとやってみましたが、ダメでした(^_^;)
ハンドルバーを元に戻すことに… (トホホ…)
シートポストは1度外し錆びとりして、シートチューブの中にスプレーグリスを吹き掛けておきました。
が、一応バラシてグリスアップしました。
ブレーキは前後とも同じモノが付いているようです。
フレームに付ける軸の長さが同じです。
リアはこんなに余計な部分が飛び出してしまいます。(ありえない)
シューもシティーサイクル並みのモノがついてます。
予算が有ればもう少し良いものに変えたいですね~
回転も悪く無いです。
1420gなのでアルミのものに比べて倍の重量がありますね~。
チェーンリングが48-38Tなのは有難いです。
52-42T辺りだと、車重があるので上りが辛いですからね~。
クリーニングとグリスアップしました。
前輪のホイール・タイヤの重量は1950g。
予想よりは軽かったですw
このまま行きましょう!
表面の錆を落としましょう。
リアハブが回転が悪いのと錆びとりのために、スプロケを外してしまいます。
軸を指で回そうとすると、かなりの力が必要なくらいキツいです(^^;
ここまで重いと、漕いでい嫌になってしまうと思います。
漕ぐのも重く、ペダリングを辞めると直ぐにスピードが落ちてしまいますからね~
玉当たりの調整をして改善しました!!
リアタイヤがパンクしてるのでチューブを抜きました。
170g。ロード用のチューブの倍くらいありますね~
ビードがキツくて手ではリムにタイヤがハマりそうもありません(>_<)
また、この工具が役に立ちました(^.^)
ブレーキの在庫のプロマックスではやはりリーチが足りませんでした。
テクトロのロングアーチのモノを新品購入しました。 (ママチャリブレーキの定番です)
ギリギリいけると思ったのですが、計測が甘かったのでしょうか?
ナットよりほんの少しワッシャーの径が大きく、シューを少し下げてしまってますね~
大体ベストな位置になりました。
ブレーキシューの位置を決めて、レバーを引きながらナットを締めていくとシューが回ってしまいます。
剛性が足りないんですよね~(^_^;)
まー、リアはフロントに比べてそんなに利かなくても良いので、このまま使います!(超妥協策)
アウターに入れるとチェーンカバーに干渉してしまいます。
チェーンリングと平行が出ていないのもありますが、トラブルの原因にもなりそうなのでチェーンカバーは外すことにしました。
可動域の調整もなっておらず、外側にチェーン落ちしてしまいます。
調整ボルトで可動域を適正にしました。
ダウンチューブにも シフター側にもワイヤーの張りの調整ボルトがありません。
フロントはフリクションなので無くても大丈夫ですが…
リアディレイラーはロー側に落ちにくかったので、可動域の調整とワイヤーの張り調整をしました。
ブラケットの位置はとりあえずこんな感じで、乗りづらければまたあとで修正ですね。
ホイールベースがかなり長いですね~
あと気になるのが、タイヤがかなり歪でいてホイールを回すと縦にも横にもぐにゃぐにゃしてます(^^;他のバイクでも多少は歪なのですが、ちょっと精度が良くないですね~(^_^;)
1度通勤で使ってみましたが、ちょっと「う~ん(-_-;)」な感じ。
出来る範囲で調整してみます(^^;
フロントブレーキはリアに比べて、数段効きが良くなりました(^.^)
問題のドロップハンドルは、上ハンは良いのですが、下ハンが少しブレーキレバーを握りにくい感じなので…
少しハンドルの角度を下げ、ブラケットの位置を少し上にずらしました。
なのでバーテープを巻き直しました。
タイヤの横振れとでも言ったところでしょうか。
初心者の方には感じない方もいると思いますが、私には気になるレベルです(^^;
真ん中の溝がセンターに来ていないので、1度空気を抜いてセンターに来るように修正をかけましたが、ほぼ変わらず(^^;
ここは使っていくうちに、溝が減っていけば多少は落ち着いて来ると思うので、今回はこのままに…
多少良いものに変えると、グッと快適になると思います。
おすすめはパセラですね↓
結局、こちらのバイクはリアハブの抵抗、フロントディレイラーの可動調整、リアディレイラーのワイヤーの張り調整が出来ていなかったため、前のユーザーの方には非常にストレスの溜まる自転車になってしまっていたのではないかと想像されます。
バルブも米式で変換アダプターも付いていなかった為、空気も入れられなかったのでは無いかと思います。
なので、ほぼ乗らずに転売となってしまっのではないでしょうか‼
スポーツバイクは多少の知識が必要になりますので、よくお調べになられてから購入することをおすすめ致しますm(_ _)m
今回はこの辺で~
ではまた~(^_^)/~
コメント