おはようございます。古賀修三です(^.^)
今回は初心者向けクロスバイク・ロードバイク・折りたたみ自転車に良くある「カートリッジBB」タイプのクランク交換の手順をご説明していきます。
では行ってみましょう~
カートリッジBBとは

カートリッジBBとは、↑のようなタイプのボトムブラケットになります。
クランク取付部が先細りの四角柱になっています。
このタイプのBB用のクランクの取り外し方のご説明をしていきますね~(^.^)
クランク交換の仕方
ペダルを外す

まずはペダルを外します!
専用工具のペダルレンチがあると楽に外せますよ~
クランクを自転車進行方向に、ペダルレンチをペダルのシャフトに掛けて、進行方向と逆向きになるようにセットします。
この状態でペダルレンチを下方向に力を加えるとペダルを外せますよ~(^.^)

ペダルがなかなか緩まない時は、ゴムハンマーなどでペダルレンチを叩くと外れると思います。
一度緩めば、後は素手でも回すことが出来ると思います!
過去にペダルの外し方の動画をアップしているので、良かったら参考にしてみてください↓
フィキシングボルトを外す

クランクの中心部分にあるボルトのことを「フィキシングボルト」と言います。
このボルトでクランクとBBを固定しています。
このフィキシングボルトを外していきます。

8㎜の六角レンチで反時計回しに回して外すことが出来ます。

ここもメチャクチャ堅い時があります(*´Д`)
チェーンリング付近の作業は非常に危険な為、素手でパワーを掛ける作業は避けましょう~
ここもゴムハンマーで叩くと回しやすくなりますよ~

フィキシングボルトが取れました!
このボルトは結構サビやすいです。
錆が酷い時は、交換しても良いでしょう~
クランクを外す

クランクを外すには↑のような専用工具が必要になります。
「コッタレスクランク抜き」という工具です。

真ん中のシャフトが飛び出していない状態にして・・・

クランク中心部にねじ込んでいきます。

モンキーを使ってしっかりねじ込みましょう~

次にシャフト側を時計回しに回し、シャフトをねじ込んでいきます!
シャフトがBBを押し、テーパー状のBBシャフトからクランクを引き抜くことが出来ます。

クランクが外れました!
では、反対側も外していきましょう~
左クランクを外す

ペダルレンチを使ってペダルを外し・・・

8㎜の六角レンチでフィキシングボルトを外し・・

コッタレスクランク抜きをねじ込みます。

コッタレスクランク抜きのシャフトをねじ込んで行くとクランクが外れます。
↑の画像のように、8㎜の六角レンチで回せるタイプもあります。

はいっ、クランクが外れました~
簡単ですよね~(^.^)
清掃

普段なかなか外すことの無いクランクを外したので、パーツクリーナーを使って拭き掃除しておきましょう~
左クランク取付

クランクを取り付けます!
BBの四角柱とクランクの四角い穴を合わせて差し込みます。

フィキシングボルトをねじ込んで、クランクとBBを固定します。
左クランクはコレでOKです(^.^)
右クランク取付

右クランクを取り付ける前に、チェーンをBBシェルに掛けておきましょう~

左クランクと反対向きになるように右クランクを取り付けます。

フィキシングボルトを仮止めしたら、チェーンをインナーギアに掛けておきましょう~

フィキシングボルトを増し締めしたら、クランクの取付は完了です!
ペダルの取付

右ペダルは正ネジです!
時計回りに回して取り付けます。

左ペダルは逆ネジになっています。
反時計回りに回して取り付けましょう~
フロントディレイラーの調整

同じクランクの脱着であれば、ディレイラー調整は必要ありませんが、今回のように違うクランクに交換したときは、フロントディレイラーの再調整が必要になります!
過去にフロントディレイラーの調整方法の動画をいくつかアップしています。
必要な方は参考にしてください↓
【動画】クランク交換
動画の方が分かりやすい方はコチラ↓
まとめ

いかがだったでしょうか?
慣れれば10分くらいで出来る作業ですが、チェーンリング付近でパワーの必要な作業があるので結構危険がはらんでいます。
無理せずに、確実な方法で臨んでくださいね~
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
コチラの記事もおすすめです↓



コメント