6/7速クロスバイクをコスパ良く高速化する3つの方法!(ギア比とタイヤで改善しよう~) 

クロスバイク

おはようございます。古賀修三です(^.^)

先日ユーチューブで7速クロスバイクを高速化・軽量化する動画をアップさせていただいたのですが、他にも安価に簡単に高速化する方法がいくつかありますのでご紹介させていただきます(^.^)

ちなみに今回ユーチューブにアップした動画はコチラ↓になります。

↑の動画でも少し触れていますが、変速段数がが多ければ高速化出来る は間違えた認識なのでお気を付けください。

変速数とトップスピードの関係はコチラの動画↓で解説しております<m(__)m>

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スピードの決まり方

まず、自転車のトップスピードはどのように決まるか!をご存じでしょうか?

もちろん乗る人の体力やペダリング・コーナリング技術や空気抵抗などいろいろありますが、もっと根本的な自転車の構造的な話をすると「ギア比」「タイヤの周長」が鍵を握っています!

 

例えばタイヤ径の小さい折り畳み自転車をメチャクチャ早く漕いでいるのに、ママチャリに負けてしまうのは、ギア比とタイヤ径の関係がママチャリよりスピードを出すという点で劣っているからです!

自転車の速度を決めるギア比とタイヤ径の関係を解説した動画を過去にアップしておりますのでコチラ↓を見ていただき、次の章にお進みくださいね~(超基本です!)

  

 

 

クロスバイクの現状スペックの把握

↑が今回ご相談いただいたクロスバイクになります!

非常にカッコいいバイクですよね~(^.^)

通学に使っているということで、純正で泥除けもついていて、フロントハブがハブダイナモを搭載しているので、ダイナモライトを付け直し快適仕様にしたいくらいですw

 

では、今回のバイクのスペックを画像をもとに予想していきたいと思います(^.^)

まずフロントギアですが恐らく42Tもしくは44Tあたりが付いているのではないかと思います!

何で見分けているかというとクランク長とチェーンホイールの大きさ比ですw

 

↑はよく私がおすすめしているアニマトのブリッグスというクロスバイクです!

このクロスバイクには48Tのチェーンホイールが付いています。

何となくですがブリッグスのチェーンホイールの方が大きく見えますよね~

このちょっとの違いを見分けられるようになると通販で自転車を買っても、スペック的にハズレを引かなくなりますよ~w

 

次にスプロケット(後ろのギア)ですが、ここはシマノの7速用ボスフリースプロケットが付いていますので、トップギア(一番小さいギア)は14Tです!(シマノからは14Tよりも小さいボスフリースプロケットは現在販売されていません)

前と後ろのギア数がわかったので、ギア比が計算できます!

44÷14なのでトップのギア比は3.1428・・・・ですね~

最後にタイヤですが、700×23Cが付いています。これはご本人からの情報なので間違いありません。

この情報を基に高速化を考えていきたいと思います!

 

 

  

カスタム1 タイヤ交換

第1章の「スピードの決まり方」という動画でも解説しておりますが、同じギア比で同じケイデンス(ペダルを回す速さ)だと、タイヤ径(周長)が大きい方が速いです!

今回のクロスバイクは700×23Cというロードバイク並みの細いタイヤが付いています!

販売時からこの細さのタイヤが付いたクロスバイクは私が知る限りありませんので、後から「高速・軽量化」のために変更したのだと思いますが、タイヤを細くすると実はタイヤ径も小さくなってしまうんですね~(^^;

 

ちなみに↑の画像のバイクは700×40Cという太いタイヤが付いています!

700Cなのでホイール直径は622㎜で今回のクロスバイクと同じですがタイヤのエアボリュームが全然違いますよね~

40Cのタイヤの方がタイヤ径が大きいので、同じギア比・同じケイデンスで走らせたときは40Cタイヤを装着している自転車の方が速くなります!

今回、高速・軽量化しようと思い23Cに細くしたカスタムは、逆にトップスピードを下げてしまったカスタムだったということです!

今のギア比のままトップスピードを速くするには、太いタイヤへ交換することをおすすめいたします(^.^)(キャリパーブレーキ仕様車では、タイヤの太さの限界が28Cくらいまでのものが多いので、実車をご確認ください<m(__)m>)

おすすめタイヤ・レバーはコチラです↓

 

太さの変更の際はチューブの規格も確認してくださいね~

 

↓タイヤ交換の仕方はコチラを参照ください<m(__)m>

 

 

 

カスタム2 フロントチェーンリング大径化

次におすすめなのはチェーンホイールの大径化というカスタムです!

チェーンホイールというのは前側のギアのことですよ~

現在44Tくらいが付いていそうですが、これを48Tに変更するとギア比がアップできますよ~

ちなみに48÷14なので3.42になりますね~

タイヤの太さにもよりますが、700Cのクロスバイクならギア比3.5もあれば十分といえます!

しかし、このカスタムのデメリットはトップギアだけでなく、すべてのギアにおいてギア比が上がってしまうので、上り坂などでローギア(1速)をよく使う方はお気を付けくださいね~

おすすめの安価なチェーンホイールはコチラ↓です

  

↓必要工具はコチラです

  

↓交換方法はコチラをご参照ください<m(__)m>

 

チェーホイール交換に伴い、チェーンのコマ数が足りなくなるのではないか?という疑問を抱いた方はかなり上級者ですw

結論から言うと、ほとんどの自転車は大丈夫だと思います。ほとんどのお安めの(^^;クロスバイクについているリアディレイラーは十分過ぎるほどのキャパシティー(余裕)を持たせています。

チェーンが足りないかのどうか?の確認方法は、チェーンホイール交換後にギアを1速に入れてみて、ギアが入ればOKです!チェーンが足りないときは1速に入りませんので、もし入らないときはチェーンを長いものに交換ください<m(__)m>

 

   

 

カスタム3 スプロケット交換

最後におすすめの交換はスプロケット交換です!

このカスタムは7速の方にはおすすめですが、6速の方にはシフターの交換作業など難易度が高くなってしまうのでおすすめ度は低いです(^^;

7速のクロスバイク限定でお話させていただきます<m(__)m>

現在付いているシマノのボスフリースプロケットは14-28Tというものです!

トップギアが14Tなのですが、DNPというメーカーから11-28Tというトップギアが11Tのスプロケットが販売されています!

↑現在は1万円を超えてしまっていますが、通常は4千円以下で購入できます。ご検討の方は価格が下がったタイミングで買いましょうw

これに交換するとトップのギア比は44÷11なので4.0とかなり高速化出来ます!

タイヤを太くしたり、チェーンホイールを変えたくない方はこちらをおすすめします。

交換工具はコチラです↓

  

↓交換方法はコチラ

   

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

スピードアップ(高速化)のよくある誤解は「段数を増やすこと」です!

段数を増やしてもギア比がアップしていなければトップスピードは変わりませんので、まずはそのことをご理解いただき、タイヤ径やギア比を見直すことをおすすめいたします(^.^)

また、高速化に伴い危険度も増します!ブレーキやマナーなども一度見直していただければと思います<m(__)m>

今回はこのへんで~

ではまた~(^.^)/~~~

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