おはようございます。古賀修三です(^.^)
今回もYoutube視聴者様のご質問にお答えしていきたいと思います!
今回はロードバイク用のコンポに関するご質問です。
では早速質問内容から見ていきましょう~(^.^)/
質問内容

触角無しClariSと4600のティアグラではどっちがいいですかね
たまにレースに出たりロングライドにも行きたいと思っています
というご質問です!

質問文には記載されていませんが、4600番のティアグラは旧式コンポなので中古ロードバイクを検討しているのだと思われます。
4600 ティアグラはシフトワイヤーが触覚アリ(STIレバーの横からシフトワイヤーが出ている)です!

一方、「触覚無しClaris」とは現行の2×8速コンポです。
質問者さんが「触覚無し」という表現を使っていることから、ティアグラの触覚を気にされているのかもしれませんね~

出来ればどの車種を検討されているのか?が分かれば、フレームの特徴や違いもお伝え出来たのですが、車種名の記載が無いのでコンポのみの比較になります。
「ロングライドやレースにも出たい」という視点で、どちらがおすすめかをお伝えしますね~(^.^)
搭載モデルの特徴
4600 TIAGRA

↑は先日「整備済み中古車」として販売させていただいた、4600コンポ組のGIANTのロードバイクになります。
2013年式の「GIANT DEFY COMPOSITE SE」というモデルでカーボンフレームになります。
重量8.4㎏で定価は157,500円(税込み)でした。
このころのロードバイクは非常にリーズナブルだったんですよね~(^.^)

4600 TIAGRA搭載のロードバイクは、中・上級モデル(アルテグラや105搭載)の廉価グレードとして搭載されていたことが多々ありました!

なので、カーボンフレームに4600TIAGRAコンポって結構あります。
中古で検討される際は、フレームにも注目した方が良いですよ~(^.^)
R2000 Claris

R2000Claris搭載車はエントリー(初心者向け)モデルになります。
基本的にアルミフレームが多く、カーボンフレームに使われることはありません。


メーカーの最廉価モデルの場合が多く、価格を抑えるためにクランクやブレーキなどはシマノ製でないことも多々あります。
価格や触角だけに目を向けず、全体のパーツにも注意して選びましょう~
グレードの位置付け

シマノ製のロードバイク用コンポーネントには6つのグレードがあります。
今回の比較は一番ベースグレードのClarisと中級グレードのTIAGRAです。
しかし、TIAGRAでも旧タイプなので、進化した現行のClarisの方が性能的に上の可能性もあるかもしれません。
ここは感覚的な比較になるところもありますが、両方使ったことのある私の感想をお伝えしたいと思います。
STIレバーの比較
洗練されたデザインのR2000

どちらもシマノ製のSTIレバーなので操作方法は同じです。
右側のレバーではブレーキレバーを内側に倒すと「シフトダウン」、ブレーキレバーの後ろに付いている小さいレバーだけを内側に倒すと「シフトアップ」になります。
デザインは触覚が無い現行のR2000Clarisの方が洗練されていると思います。

近年のロードバイクはブラックパーツで統一されていることが多く、ユーザーニーズからブラックパーツが好まれているのだと思います。
見た目はST-R2000Clarisが優っていると思います。
性能の4600 TIAGRA

4600 TIAGRAのデザインは一昔前のデザインという感じで、旧式感が否めません。
また触角もある為、ハンドル周りのスッキリ感もありません。
トドメにパーツがシルバーなので、現代のブラックパーツを好む方からは非常に不評となります(^-^;

しかし、性能はR2000クラリスより圧倒的に上で、シフト操作の軽さや精度や耐久性、シフティング性能が一段上となります。

懸念されている触角は、STIレバーの内部を見れば「この位置からワイヤーを出すのが理にかなっている」というのがお分かりになると思います。
ブラケットが白っぽくなったり、ネームプレートが黄ばむこともありません。
性能面では4600 TIAGRAで間違いないでしょう~
耐久性・パーツ入手性
価格の安いR2000Claris

パーツの入手性は現行モデルのR2000に軍配が上がります。
またエントリーグレードなのでパーツや消耗品の価格も圧倒的に安いです。


コスト重視の方にはClarisが最も適していると思いますよ~
中古パーツが豊富な4600 TIAGRA

4600 TIAGRAは旧モデルのため新品でパーツを入手することは出来ません。
しかし、まだ一世代前なので中古パーツはメルカリなどの個人売買サイトや中古専門店などで豊富に販売されています。
まだしばらくはパーツ入手に苦労することは無いと思いますよ~(^.^)

スプロケット・チェーンは新品で対応できますよ~↓
全体比較

1. グレードの位置づけ
- TIAGRA(ティアグラ)4600
- 旧世代の10速コンポ(現在は4700が現行)。
- クラリスよりも上位グレード。
- 精度や耐久性、シフティング性能が一段上。
- CLARIS(クラリス)R2000
- 現行のエントリー向け8速コンポ。
- 初心者や街乗り、ツーリング用途に最適。
- 最新世代なので互換性やデザインは新しい。
2. 変速性能
- TIAGRA 4600 → 10速なので変速幅が広く、よりスポーティ。
- CLARIS R2000 → 8速で段数は少ないが、街乗りには十分。
3. 耐久性・メンテナンス
- クラリス R2000 → パーツ入手性が高く、価格も安い。
- ティアグラ 4600 → 旧モデルのため、消耗部品の入手がやや難しいことがある。
4. 総合評価
- スポーツライド重視 → TIAGRA 4600
- 街乗り・コスト重視 → CLARIS R2000
まとめ

いかがだったでしょうか?
- 性能を重視するなら → 旧型でも「TIAGRA 4600」が上。
- 安心の入手性やメンテ性を重視するなら → 「CLARIS R2000」が無難。
と言った感じですね~
たまにレースに出たり、ロングライドもしたいなら
→ Tiagra 4600 のほうが向いています。変速性能が上で、スポーティな走りに対応しやすいからです。
モデルによってはフレームの性能差も考えられるので、4600TIAGRAをおすすめいたします。
どうしても触角を無くしたいのであれば、こちらの方法がおすすめです↓

今回の記事が参考になれば幸いですm(__)m
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
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