おはようございます。古賀修三です(^.^)
今回もYoutube視聴者様のご依頼で、古~いマウンテンバイクの整備のご依頼を頂きましたm(__)m
↑はお問い合わせ時に頂いた画像です。
スペシャライズドのHARDROCKというモデルで、1990年代のモデルのようです!
フォークは向こうを向いてしまっていますが、おそらくROCKSHOXですね~
良い感じのマウンテンバイクですね~(^.^)
長年ご実家に眠らせていたとのことで、清掃などをしてとりあえず乗れる状態にされたそうなのですが・・・
最初のメールに、片道6㎞の通勤で使うことや、「ディスクブレーキ化」や「27.5インチ化」のお問い合わせをいただきました。
でも、私は必要性の薄いカスタムをあまりおすすめして無いんですよね~(^-^;
特に今回のディスクブレーキ化・27.5インチ化のカスタム費用は、新車が買える金額以上になること必須です(^-^;
ディスクブレーキの台座も付いていないので、フォーク交換とシートステーに後付け台座を作る必要もあります。
全然コスパが良くないです!
なので、こう回答させていただきました↓
27.5インチ化ですが、タイヤを細くすれば出来なくは無いですが、ディスクブレーキ化はフレーム的にちょっと厳しいです。(ディスクブレーキを取り付ける台座等を魔改造するが必要があるのと、フロントフォーク交換がになります)
1990年代のモノは非常に耐久性のあるパーツで造られているので、私でしたら今の流行の仕様にせずに、時代遅れかもしれませんが使えるパーツは極力残して、消耗品交換とどうしてもだめなパーツのみ交換して、当時の思い出に浸りながら、通勤を楽しむと思います(^.^)
なので、27.5インチ化やディスクブレーキ化のような改造に無駄にお金を掛けず、オーバーホール(一度全バラして組み立てる)をおすすめいたしますm(__)m
(古い規格の自転車を27.5インチ化やディスクブレーキ化は、いろいろとリスクが大きいのでお受けすることは出来ません)
オーバーホールする際は、消耗品(チェーン・スプロケット・ワイヤー一式)は交換した方が良いかな~とは思います。
ま~、私の価値観なのでご納得いただけない時は「仕方ない」と思っております(^-^;
でも、今回は快くご依頼いただきましたm(__)m
ということで、今回は非常に忙しい時期の整備になってしまったため、途中経過を飛ばさせていただき(^-^; 完成形の披露となりますm(__)m
ジャジャ~ン、こんな感じになりました~(^.^)
あまり変わっていないですが、メッチャ手間暇かけましたよ~www
ハンドル周りはこんな感じです!
ボロボロのグリップは、買取品のエルゴノミックタイプになっています。
シフター内部に砂ぼこりが入り込み、動きが悪かったので分解整備もしております。
ヘッドパーツもハブも全て分解整備しましたが、中のグリスが腐っていて匂いがヤバかったですwww
通勤用に使うということで、今回もタイヤはオンロード用のビットリアのタウニーに交換しました!
もちろんチューブも新品にしてあります(^.^)
サドルはデフォルトでは無いようです!
先端に少し破れがありますが、、、
交換希望でしたらご連絡くださいm(__)m
リアブレーキ周りはこんな感じです!
前後ともブレーキ台座のボルトの錆が酷かったので交換してあります。
クランク周りはこんな感じです!
チェーンリングの錆が酷かったので、サビキラーやタッチアップで封じ込めましたwww
交換も考えましたが、このチェーンリングは裏側からボルトを止めるタイプで、インナーとミドルの間にスペーサーがありません。
専用品のようで、おそらく交換パーツはもう手に入らないと思われます。
折角のスペシャのクランクなので、使えるところまで使って、ダメになったらクランクごとの交換ですね~
リアディレイラーは錆が酷すぎたので交換しました!
新車外しのアルタスです。
スプロケも錆が酷かったので交換してます。
12-28Tと12-32Tで迷いましたが、フロントトリプルなので28Tあれば十分でしょう~
リア周りは非常にキレイになりましたね~(^.^)
ということで、フルオーバーホールが完成しました!
まだテスト走行は出来ていませんが、調整も全く問題無く終了したので無事引き渡し出来そうです(^.^)
ということで、今回は古いMTB スペシャライズドのHARDROCK FSの再生をさせていただきました。
ではまた~(^^)/~
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