おはようございます。古賀修三です(^.^)
今回も視聴者様のご質問にお答えしていきたいと思います。
今回は予算4~6万円くらいで万能自転車を検討されている方からのご質問です!
では質問内容から見ていきましょう~(^.^)/
質問内容
こんにちは、このロード バイクについてどう思いますか? ロードエース xrd465k
32C タイヤを搭載しているため、砂利バイクのようです。 ツーリングと通勤の両方に使える万能なバイクを探しています。
予算を聞いてみたところ・・・
たぶん周り 40,000 円から 60,000 円 です。
というご質問です。
32Cタイヤが付いていても「砂利バイク(グラベルロード?)」とは限りません。
そして予算を「周囲の人のバイクの価格」に合わせる決め方は、ちょっと(・・? な感じです。
とりあえずご質問の「ロードエース xrd465k」がどんな自転車なのか?見ていきましょう~
外観
↑が今回ご質問いただいた丸石サイクルのROADACE(ロードエース)になります。
公式サイトに「クロスバイクとロードバイクの特徴を兼ね備えたモデル。アップライトな乗車ポジションで通勤通学でも使える一台。」という記載がありました!
ご質問者様が言う「砂利バイク」という感じでは無さそうです(^-^;
カラーはネイビーとブラックの2色展開です。
サイズは430(157㎝~)、465(162㎝~)、500(172㎝~)の3展開です!
フレームはアルミ、フォークの記載がありませんが、形状やパイプの太さ溶接痕からしてアルミではないかと思います。
重量は12.8~13.0㎏と結構重めな感じです!
フレームサイズが3種類選べるのは非常に良いのですが、それ以外はここまで見た感じではあまり良い印象は受けませんね~💦
次はスペックを見ていきましょう~
スペック
ハンドル周り
STIレバーはシマノ製のターニーが使われています!
2×7の14段変速です。
初心者向けなので、補助ブレーキが付いていますね~
そして「自分にあった乗車姿勢にできるハンドルステム。」という可変ステムが付いています!
初心者に優しい設計ではありますが、見た目が・・・💦
何だかユーザーが求めているモノと、かけ離れた方向に行っているような・・・(/ω\)
ブレーキ・タイヤ
ブレーキは一般的なキャリパーブレーキではなく、ミニVブレーキが付いています!
今は無き「エスケープR ドロップ」を思い出させますね~
なぜこのブレーキが採用されているか?というと・・・
乗り心地の良い32Cタイヤを付けるためだと思われます!
通勤や通学には悪い選択ではありませんが、Vブレーキに変えてまで32Cを付ける意味があったのでしょうか?
ここは賛否が分かれるところですね~
そして見逃せないのが英式バルブです!
通勤通学用と割り切るならアリかもしれませんが、ここまでくると「ロードバイク」と言うのが苦しくなってきそうです(^-^;
ドライブトレイン
クランク・チェーンリングはシマノ ターニー(50‐34T)、前後ディレイラーもロード用のシマノ ターニー(A070)、スプロケットは7速カセット(おそらく12-32T)になります。
コンポとしては悪くないのですが、重量・タイヤ径・低めのタイヤ空気圧からすると、ギア比はかなり高めだと思われます。
46-30Tのクロスバイク用のクランクの方が良かったかもしれませんね~↓
キックスタンドも標準装備のようです!
全体的に初心者が困らないようにアップライドなポジションにして、空気入れも学校や職場の空気入れが使えるようにした、優しいロードバイクという感じですが、ユーザーがそれを求めているか?はちょっと疑問が残ります💦
価格・評価
価格は通販価格だと6万円くらいで販売されています。
大手のサイクルベースあさひやイオンバイクでも販売されています!
「ロードバイク初心者に最初の1台としておすすめか?」と聞かれると、かなり微妙です(^-^;
クロスバイクをドロハン化したような仕様で、クランクは50‐34Tなのでギア比は高めです。
ご質問者様の予算(4-6万円)で「おすすめ出来るグラベルロードは無い」のが現状ですが、「ツーリングと通勤の両方に使える万能なバイク」をお探しなら、違う選択の方が良いかもしれません(^-^;
他の選択肢は?
ドロップハンドル重視なら
質問者様が何を重視しているのかが不明ですが、ロードバイクが欲しいなら↑のカノーバー ZENOSが一押しです。
価格は5.5万円程なので予算内になります。
おすすめ記事はコチラ↓
太めのタイヤ重視なら
太めのタイヤを重視しているなら、4~6万円の予算ではドロップハンドルは諦めた方が良いと思いますm(__)m
フラットハンドルのクロスバイクがおすすめです。
32Cタイヤが付くアニマート GILESが一押しです!
おすすめ記事はコチラ↓
まとめ
いかがだったでしょうか?
ROADACEのコンセプトが「初心者の方に乗っていただけるように、クロスバイクとロードバイクの特徴を兼ね備えたモデル、クロスロードバイクとなっております。アップライトな乗車ポジションで乗ることができるため、腕・背中・腰を痛めにくいポジションで、漕ぐことができます。」ということです。
クロスロードバイクが欲しい方はコチラ↓
もちろんいろいろな考え方があるので否定は出来ませんが、ロードバイクを乗りたい方は「ロードバイクの見た目をしていて、ロードバイクのコンポを搭載している」モノが欲しいのではないかな~と私は考えています。
「ロードバイクっぽい」よりも「ロードバイク」が欲しいんじゃないかな~と思うのは私だけでしょうか?
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
コチラの記事もおすすめです↓
コメント