おはようございます。古賀修三です(^.^)
最近Youtube視聴者様より「3~4万円台」のロードバイク購入に関するご質問を多数いただいております。
「このバイクとこのバイクだったら、どちらがおすすめですか?」的なご質問です!
その都度お答えして来ましたが、分かりやすくまとめた記事があった方が良いですよね~
ということで、今回は良くご質問いただく車種を入れてランキング形式でご紹介していきます。
では行ってみましょう~(^.^)/
10位 GRAPHIS GR TIAMO
10位はGRAPHIS GR-TIAMOになります!
パッと見はエアロフレームで悪くないのですが、やや心配な部分がチラホラ・・・
過去記事でこのバイクの解説をしておりますので、気になる方はチェックしてみてください↓
35,800円という価格でSTIが付くので、非常にお安く乗り出せるそうではありますが、フレームサイズが54㎝と大きいのに適正体重75㎏以下と、適正に合う方が非常に絞られてしまうのが気がかりです(^-^;
クランクは52‐42Tと一昔前の規格で、エアロフレームのためシートクランプはこのバイクでか使えない専用品になります。
交換パーツが気軽に入手できないとなると、おすすめ度はやはり下がってしまいます!
「デザイン重視、他のことは考えない」という方以外には、他の選択をすすめてしまうますね~(^-^;
「どうしてもこれが良い」って方を引き留めはしませんので、キチンとリスクを受け入れてご購入下さいね~
販売ページはコチラ↓
9位 CANOVER ADNIS
9位はカノーバーのADNIS(アドニス)になります!
エアロフレーム・ディープリム仕様で非常にカッコいいロードバイクですね~(^.^)
私も過去に何台も新車を購入し、整備して販売をさせていただきました。
もちろん悪いバイクではありませんが、最近価格が上昇してしまい、2024年3月現在は48,017円と5万円近くになってしまったので、この順位となりますm(__)m
シフターはシマノ製のターニー(ST-A070)から、昨年SENSAH R7に変更されました。
私は改悪とは思いませんが、人によっては「シマノの方が良い」と感じる方もいるかもしれませんね~
チェーンリングは52‐42Tのノーブランド品です!
5年位前までは、他の同価格帯ロードも同じようなクランクのモノが多かったのですが、今は他のバイクが一般的なコンパクトクランク(50‐34T)を付けるようになってきたので、ちょっと残念なポイントになりますm(__)m
交換するならコレ↓
また、エアロフレームなのでシートクランプはアドニス専用パーツになります!
上面のボルトを締めてシートポストを固定するのですが・・・
初心者でこの構造を理解できる方がどれだけいるでしょうか?
理解できない構造のモノを弄るのはリスクになります。
初心者にはややおすすめしにくくなってしまいますね~(^-^;
重量が12.5㎏と、フレーム・ホイール・クランク辺りが重めだと予想されます!
タイヤが23Cというのも、ちょっと今どきから外れている感が拭えません(^-^;
「このデザインがどうしても好き!」という方以外は他の選択肢が良いかもしれませんね~
ということで、9位は「カノーバー アドニス」でした~
販売ページはコチラ↓
8位 ネクスタイル ZNX-7014
8位はネクスタイルのZNX-7014になります!
クロモリフレーム・クロモリフォークになります。
クロモリフレームで、シマノコンポ、チェーンリングは50‐34Tとパーツ構成は非常に良いのですが、良くも悪くも60㎜ディープリムが気になります(^-^;
60㎜リムということは、バルブ長は80㎜くらいのモノが必要になります。
出先でパンクした場合、スポーツ自転車専門店以外では取り扱われていない可能性が高いです!
予備を常に携帯しておきましょう↓
ここまでリムハイトが高いと、重量増や横風の影響も気になります。
メリット・デメリットを考え、メリットが上回ったら購入しても良いと思いますよ~
Amazon価格で45,000円くらいのことが多いです!
決して悪いバイクではありませんよ~(^.^)
販売ページはコチラ↓
7位 TRINX TEMPO2.1
7位はTRINX TEMPO2.1 になります。
ディスクブレーキ・ディープリムが非常にかっこよいです(^.^)
シマノターニーのSTI付きで39,999円と価格も非常に頑張っていいるのですが、やや気になる点がいくつかあります(^-^;
まずは、クランク・チェーンリングですね~
鉄クランクに、トリプルギアのインナーを外したチェーンリング(48‐38T)が付きます!
重たい鉄クランクは今回ご紹介のバイクの中で唯一です(^-^;
前後ディレイラーはシマノターニーではありますが、ロード用ではありません。
変速には問題ありませんが、若干のマイナスポイントとさせていただきますm(__)m
ディレイラーハンガーがフレーム一体式なのも、ちょっとマイナスポイントですm(__)m
コンポにやや不満はあるモノの、パーツはいくらでもカスタム可能なので、価格の割に頑張ってるバイクだと思います!
悪くないですよ~(^.^)
販売ページはコチラ↓
6位 21テクノロジー GT700S
6位は21テクノロジーのGT700S になります!
ラウンドしたトップチューブ、インナーワイヤー式でスッキリとした外観になっていますね~
基本的には7位のTEMPO2.1とそっくりな仕様になっています。
ターニーのSTIにロード用ではないシマノ製のディレイラーの組み合わせです!
若干コチラのGT700Sの方が、クランク・ディレイラー共に良いモノが使われています。
ディレイラーハンガーが別体式、サイドスタンド標準装備でTEMPO2.1より800円高いだけの40,800円なので、こちらを上位にさせていただきました!
ディスクブレーキモデルでなるべくお安いモデルが欲しい方には、こちらが良いかもしれませんね~
過去にも解説記事を書いてますので、興味のある方はチェックしてみてくださいね~↓
販売ページはコチラ↓
5位 EIZER R101
5位は EIZER(アイゼル)のR101 になります!
重量11.7㎏とこの価格帯では軽量なロードバイクになります。
50‐34Tのプロホイール製のコンパクトクランクも良い感じです(^.^)
レバー・前後ディレイラーはL-TWOO製になります。
ターニーと違い、触角が無いのでハンドル周りはスッキリするのですが、この画像を見る限りでは右側のシフト・ブレーキワイヤー共にメチャクチャ長いですね~(^-^;
ハンドルバーの形状ですが、リーチが長く形状も良くありません(^-^;
タイヤも25Cの方が良いと思われます。
カスタムするなら、ハンドル交換・ワイヤーを適切にカット、タイヤは乗り心地が悪かったら25Cに交換ですね~
ということで、ハンドルバーの形状がやや残念ではありますが、それ以外は結構まとまっています!
パーツは後からいくらでもカスタム出来るので、悪くない選択だと思いますよ~(^.^)
販売ページはコチラ↓
4位 CANOVER オルフェウス
4位はCANOVER のオルフェウス になります!
おそらくですが、8位のネクスタイル ZNX‐7014と同じフレームだと思います。
こちらの方が大幅に評価が高い理由は、価格が5,000円程お安いのと、ホイールが一般的なリムの高さなので、重量が軽い・扱いやすいという点です!
気を付けたい点は、シマノ ターニーのSTIレバーが商品画像には付いていますが、SENSAH R7に昨年変更されております。
私的にはこの変更は改悪とは思いませんが、知らないで買うと「あれっ」ってなると思いますので、ご注意くださいね~
変更点をまとめた記事を過去に書いてますので、気になる方はコチラをお読みください↓
クロモリフレームで11.5㎏、50‐34Tのコンパクトクランク、チェーンリングも交換可能なクランクになっています!
最初の1台に悪くないと思いますよ~(^.^)
販売ページはコチラ↓
4位 SPEED WORLD YS-RD14
4位はスピードワールドのYS-RD14 になります!
今までほとんど注目してこなかったのですが、1点だけ除けばポテンシャルが高いことが判明しましたwww
ダメなところを先に言いますが、ドロップハンドルの形状です!
リーチが長すぎて、ポジションを出すのが難しそうです。
気になる方は、早めに交換しちゃいましょう~
それ以外のパーツは結構いい感じです(^.^)
サイズがやや小さめで、ステムも短めに見えるので、170㎝までの方におすすめとなります!
小さ目をお探しの方には良いと思いますよ~
販売ページはコチラ↓
3位 TOTEM GW-15B408
3位はTOTEMのGW-15B408 になります!
アルミフレーム・アルミフォークの組み合わせで、2×7の14段変速になります。
上位に入れさせていただいた理由は、10.8㎏というクラス最軽量というところです。
軽快感を味わうなら軽さは武器ですからね~(^.^)
コンポはシマノ製ターニーで、ハンドルバーはZOOMを採用しています!
しかし、こちらも1点気になるところがあります(^-^;
チェーンリングが52‐42Tと昔の規格なんですよね~(^-^;
インナーギアをPCD130の最小の39Tに交換して、ロー側のギア比を低くすることをおすすめします↓
タイヤは23Cと細いモノが付いていますので、本来は25Cが理想ではあります。
乗り心地が気になったら交換ですね~↓
ということで、軽さ重視派ならコチラのGW-15B408が良いと思いますよ~
ぜひ販売ページでチェックしてみてくださいね~(^.^)
販売ページはコチラ(Amazon以外)↓
2位 KEYSTO EVOLUTION
2位はKEYSTO EVOLUTION になります!
アルミフレーム・アルミフォークの組み合わせで、今回唯一の2×8の16段変速になります。
コンポはL-TWOOと、さすがにシマノのクラリスは付きませんが、3万円台半ばで8速コンポが付くのは神レベルですwww
しかし、スプロケットは8速ボスフリーなんです(^-^;
もちろん使用上問題があるわけではありませんが、ハブシャフトが曲がりやすい構造になってしまう点は注意が必要です!
体重の重い方にはおすすめ出来ませんm(__)m
しかし・・・
ホイール・スプロケットをカセットタイプに交換すると、リアハブシャフトの問題は解決します!
15,000円くらいで前後セットのホイールが買えるので、後々カスタムしてみたい方には非常におすすめの1台になります(^.^)
このまま乗るなら体重の軽い方限定でおすすめになりますが、とりあえず「安く初めて後々カスタムしていきたい」という方にもおすすめ出来ます(^.^)
やや際物ですが、悪くないと思いますよ~www
販売ページはコチラ↓
以前、詳細記事を書いてますので気になる方は読んでくださいね↓
では、いよいよ1位の発表で~す↓
1位 ANIMATO グランデッツァ
1位はアニマートのグランデッツァ になります!
おめでとうございま~す(^.^)
以前から「4万円台で一押し」という記事や動画をアップしてきましたが、依然一押しのロードバイクになります!
アルミフレーム・アルミフォークの組み合わせです。
ワイヤーは外装式で、リアブレーキワイヤーはフルアウターです。
リアブレーキワイヤーはワイヤーの抵抗が出やすいところなので、フルアウターは理にかなっています。
コンポはシマノターニーで2×7の14段変速、補助ブレーキ付きになります。
ハンドルバーの形状も悪くないですよ~(^.^)
チェーンリングは50‐34Tで、歯の脱着も可能なクランクです!
前後ディレイラーはロード用のターニー(A070)です。
ディスクブレーキではなく、リムブレーキ仕様ですが、私は初心者にはリムブレーキの方が良いと思っています。
構造も理解しやすいし、スポーツバイク専門店でなくても整備してもらえますからね~
面白味の無いデザイン・仕様ですが、最初はそういう普通のバイクが良いんです!
この価格で、エアロフレームやディープリム仕様のロードバイクはデメリットがセットで付いてきます。
最初はこういうのを選びましょう~
グランデッツァも過去におすすめ記事を書いています!
気になる方は読んでくださいね~↓
ということで、2024年3月現在も4万円台のおすすめロードバイクの1位は「アニマート グランデッツァ」でした~
販売ページはコチラ↓
まとめ
いかがだったでしょうか?
3~4万円台でSTI付きのロードバイクが10台もあって驚いたのですが、それぞれちょっとずつ違っていて個性がありますよね~
人それぞれこだわりたいポイントが違うと思いますが、初心者がロードバイクを選ぶ上で一番大切なのは「トラブルなく、楽しく乗れること」であることは間違いないと思います!
10万円近くのメーカー車を最初に買うことは、ある意味正解だと思いますが、「自分で調べて、知識を付けて、安く済ませる」という行為は、どの分野でも応用が効きます。
3~4万円台のロードバイクから初めて、少し苦労するのもアリだと思いますよ~(^.^)
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
コチラの記事もおすすめです↓
コメント