おはようございます。古賀修三です(^.^)
今回もYoutube視聴者様のご質問にお答えしていきたいと思います。
Amazonで販売されている格安ロードバイクに関するご質問です!
L-TWOOコンポのコンビアルのロードはどうですか?
というコメントをいただきました。
結論を先に言うと「全くダメ」です(^-^;
ではどのあたりがダメなのか?解説していきましょう~(^.^)/
外観

↑が今回ご質問いただいたCONVIALのロードバイクになります。
エアロフレーム・エアロシートポスト・ディープリムホイールあたりは先日ご紹介したRALEIGHのニセモノロードにそっくりですね~(^-^;
RALEIGHのニセモノロードバイクの記事はコチラ↓


RALEIGHのニセモノロードは、偽物ですが「この価格でこの性能は悪くない」とお伝えしました!

しかし、今回質問いただいたロードバイクは「似て非なるモノ」です(^-^;
どこが違うのか?お伝えしましょう~
スペック
16段変速

↑は16段変速仕様になります。
今回のロードバイクは16速・24速・27速の3グレードがラインナップされています。

リーチの長いドロップハンドルにL-TWOO R3のコントロールレバーが付いています。
ディスクブレーキが採用されていますが、ホイールはナット留めですね~(^-^;

タイヤはコンパス性ですが、チューブは米式バルブです。
クランク・チェーンリングは一体型の鉄素材で、歯数はおそらく52‐42Tあたりでしょうか?
スプロケットは「カセット」と表記されていますが、画像はボスフリーです!
おそらくボスフリーが付いてくると思います。
スペック表はコチラ↓

価格は約5万円です!
全くおすすめ出来ませんね~(^-^;
商品ページはコチラ↓
24段変速

24段変速は更に闇が深いですwww
価格が何故か38,999円と16速よりも11,000もお安くなります。
商品ページはコチラ↓

はじめは意味が分からなかったのですが、↑のスペック表を見て納得しました。
シフター・ディレイラーの欄が「L-TWOO A3」となっています。
A3はMTB用のコンポになります。
確かに白のロードバイクの画像にはSTIではないレバーが付いてますね~
スペック表には16段変速のSTI付き画像を掲載しているところは、非常に悪意を感じますね~(^-^;

↑この画像もそうです!
デュアルコントロールレバーが付いた画像を掲載していますが、下の欄に「L-TWOO A3」と記載されています。
コレは間違えますね~(^-^;

商品画像4枚目にやっと本当のシフターの画像が出てきました!
握り径22.2㎜のドロップハンドルにフラットバー用のシフターを付けているのだと思います(^-^;
ドロップハンドルにフラットバー用のシフターはおすすめしていないです。
過去におすすめしない理由の記事を書いているので、興味のある方はご覧ください↓

27段変速

27段変速は43,599円と24速より4,600円高い金額になっています。
シフターの欄にフロントディレイラーの画像が入ってます(^-^;
コンポはL-TWOO A5と、やはりMTB用のモノのようです。
商品ページはコチラ↓
スペック表はコチラ↓


ということで、この「CONVIAL」というロードバイクは自転車自体もそうですが、メーカーとして全く信用も出来ません(^-^;
おすすめしないロードバイクの代表格ですね~m(__)m
追加質問
どっちのコンポが良いいですか?

と言うことで・・・
「ナット止め・ボスフリー・クランクも良くないのでおすすめしないですね~(^-^;」と返事をしたのですが、追加のご質問をいただきました。
それじゃ、センサーコンポとL-TWOOコンポだったらどちらを買えば損しないですか
ちょっと今までの話の流れから、かなりかけ離れた質問なので私の理解が追い付かないのですが、、、
「SENSAHコンポ」と「L-TOOコンポ」はどちらが損しないか?
コレを答えられる方はいないと思います(^-^;
ただ、一つ言えるのは「無知」だと損します。
無知だと損する

コンポだけで判断するのではなく、販売店・販売の仕方・自転車全体で判断しないと損しますね~
損したくないなら、調べまくって勉強するしかないです!
とお返事しました。
もう少し深い話をすると、私は「損得勘定」は人によって受け取り方が変わると思っています。
損するパターン

↑のロードバイクはRALEIGHの偽物です!
69,000円で販売されています。
私はスペック的には妥当だと思いますが、偽物なのでおすすめはしていません。
このロードバイクを本物だと思って買ってしまうと、後にニセモノだと分かった時に「騙された!損した!」と感じることでしょう~
しかし、偽物だと知ってて買う人もいると思います。
この方は「このスペックでこの価格なら悪くない」と思って買っているので「損した!」とはなりません。

要するに「損した」と感じるのはその商品を「よく理解しないで買っている」ケースに良く起こると思います。

デュアルコントロールレバーが付いてくると思って、実車を見たら付いてなかったら「損した」となります。
ロードバイクはフレンチバルブが一般的なのに米式バルブが付いていたり、8速なのにボスフリーだったら「損した」になります。
通販の格安自転車を買って変速調整やブレーキ調整が出来なくて、自転車屋さんに持って行ったら8,000円くらい掛かって「損した」と言っているレビューをよく見かけます。
結局「損した」は「思っていたのと違う結果(悪い方)になった」時に起こります。
損をしたくないなら・・・

調べまくって、どんなリスクがあるのか?そのリスクを自分は受け入れられるか?を考えることです。
特に考えるべきは「メインシナリオ」と「最悪なシナリオ」と「確率」です。
「最悪シナリオ」でも受け入れられるなら行動してみるべきでしょう~
それが出来ないなら素直にお店で完成品を買いましょう~
まとめ

いかがだったでしょうか?
「損したくない」は誰でも思う感情です。
人は得をする喜びよりも、損をする悲しみを2~3倍大きく感じる傾向があります。
損しないための第一歩は「調べること・勉強すること」です!
知識を身に付けるとリスクもコントロール出来たりします。
詐欺られたら損どころではありませんよ~↓

今回はこのへんで~
ではまた~
コチラの記事もおすすめです↓



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