おはようございます。古賀修三です(^.^)
今回も良く頂く「ロードバイクのお悩み相談」にお答えしていきたいと思います!
今回はロードバイクに良くある悩みの「ドロップハンドルに馴染めない」です!
折角、がんばってお金貯めて念願のロードバイクを買ったはいいものの、「前傾はきついし、ブレーキは握り難いし、ギアチェンジもやり難い」、更には「体勢がきつ過ぎて数十分も乗ってられません」というコメントもチラホラいただきます。
私も最初はドロハンに悩まされた一人なので、お気持ちはよ~く分かりますw
結構努力して克服した経験があるのですが、「いや~、もう無理!」って思ってしまう方も多いと思います。
そっと押し入れにしまい込んで「無かったことに・・・」と、考えてる方もいらっしゃるかもしれませんね~(^-^;
いやっ、ちょっと待ってください!
フラットバーにすれば、悩みのほとんどが解決できます(^^)/
コストはややかかりますが、取り外ししたドロップハンドルやSTIレバーは中古品として売却も可能です。
少しは取り戻せますよ~(^.^)
ちなみに私も買取やってます↓
ぜひフラットバーロードとして、第二の人生を歩ませてみてはいかがでしょうか?
良く「クロスバイクをドロハン化したい」と言うご質問を頂きますが、コストを考えるとあまりおすすめ出来なかったりします(^-^;
しかし「ロードバイクのフラットバー化」は、作業も楽でコストもそんなに掛からないのが特徴です!
ドロハンに馴染めない方におすすめ出来るんですよね~(^.^)
では、フラットバー化のメリットと、具体的にどんなパーツが必要になるのか?をご案内していきましょう~
行ってみましょう~(^^)/
フラットバー化のメリット4選
ロードバイクを買ってはみたものの、ドロハンが嫌でロードバイクを辞めちゃう方も多数いらっしゃいます(/ω\)
勿体ないですよね~
そんな方に人気のカスタムが、「フラットバー化」です。
フラットバー化でロードバイクのデメリットの多くを改善出来ます。
逆にデメリットは、少し巡行スピードが遅くなることです。
今回はメリット4点ご紹介しましょう~(^^)/
1.姿勢が楽になる
フラットバーになると、ロードバイクの時よりも、握り位置が約5センチほど手前になります!
5センチは大きいですよ~(^.^)
キツかった姿勢が、軽めの前傾姿勢になり、視線も上がりサイクリングが楽しくなりますよ~(^.^)
2.ハンドルが安定する
ロードバイクが乗り難いと感じる方は、「ハンドルがフラフラする」と言う方が多いです!
それもそのはずで、ドロップハンドルの幅は約40㎝と狭いのが原因でもあります。
フラットバーは50~60㎝幅のハンドルが使われることが多いです!
ハンドル幅が広いと、特に低速で安定感が増します。
「フラフラして怖い」と感じる方にもピッタリの選択ですよ~(^.^)
3.ブレーキ・シフト操作が楽になる
ロードバイクの基本姿勢でもあるブラケットポジションですが、最大のデメリットはブレーキが掛けにくいことです!
特に手の小さい方や握力の弱い方にとっては恐怖を感じると思います。(特に女性の方ですね~)
速度を上げて行って、ブレーキが利かないのは自殺行為ですからね~(/ω\)
ロードバイク女子が少ないのも納得です(^-^;
フラットバーになればこの問題も解決できます。
ハンドル周りは折りたたみ自転車と同じですからね~
レバーのクリアランス調整も簡単に行えるので、手の小ささも関係ありません。
シティーサイクルの延長のような感じで乗れるので、受け入れやすいと思いますよ~(^^)/
4.気軽・気楽に乗れる
ロードバイクに乗っていると、結構厄介なのが「ガチ勢」からのプレッシャーですwww
「ビンディングにしないの~?」とか「最低でも105でしょ~」とか・・・
「初心者の内は好きに走らせてくれ~」って感じですよね~
それが、元々フラットバーロードなら「ガチ勢ではありません」と一目で解る仕様になっていますw
ロードバイクガチ勢って感じではなく、スポーティーなフィットネスバイクって感じですね~
ウェアーなども何でもいいですw
Tシャツ・短パン・スニーカーで十分ですよね~
ロードバイクガチ勢との「余計なやり取り」を減らす効果がありますよ~www
また、ドロハン以外になると歩道を走行しやすくなります。
「ロードバイクは車道を走るモノ」ってイメージがありますよね~
「車道は怖いので、出来れば歩道走行可の歩道を走りたい」って方も多いのではないでしょうか?
「肩肘張らずに気軽に自転車を楽しみたいです」って方は、フラットバーの方が気軽ですよ~(^.^)
では次に、フラットバー化に必要なパーツをご紹介していきましょう~(^^)/
必要パーツ
ハンドル周りを大きく変更するわけですが、ブレーキやドライブトレインの変更をしなくて済むので非常にやりやすいです(^.^)
ブレーキがキャリパーでも、メカディスクでも共通パーツになります。(今回は油圧ブレーキ・Di2の方は対象外になりますm(__)m)
交換パーツは4点のみです。
では一つずつご紹介していきましょ~
フラットハンドル
まずは無くてはならない「フラットハンドル」です!
最近のドロップハンドルは、バークランプ31.8㎜径のモノが多いと思います。
間違っても、バークランプ25.4㎜のモノは買わないでくださいね~www
少し上に上がった「ライザーバー」なども選べますが、最初は一般的なハンドルで良いと思います。
幅は500~560㎜くらいがおすすめです!
グリップ
次はグリップです。
一般的なフラットハンドルのパイプ径は、握り部で22.2㎜になります。
ここは規格で決まっているため、どのグリップを購入しても間違いないと思います。
おすすめは手のひらに当たる部分が、平らに幅広になっている「エルゴノミックタイプ」です。
衝撃を和らげてくれるので一押しですよ~(^^)/
ブレーキレバー
ブレーキがキャリパーブレーキの場合、レバーはロード用のタイプを選びましょう~
メカディスクの場合はVブレーキ用でも大丈夫です。
ちなみにロード用のブレーキレバーは「キャリパー・カンチブレーキ」と「Vブレーキ・メカニカルディスクブレーキ」で太鼓の位置が変更できるようになっています。
レバー裏側のビスを外して切り替えられるので、プラスドライバーがあれば簡単に出来ますよ~(^.^)
折角のロードバイクなので、ロード用のブレーキレバーがおすすめですね~
ブレーキインナーワイヤーは太鼓が違うので、MTB用のインナーワイヤーが必要になります!
●クラリスグレード↓
●SORAグレード↓
●TIAGRAグレード↓
●ULTEGRAグレード↓
シフター
シフターはシマのでは「ラピットファイヤー」方式と言う、親指と人差し指でアップダウンを行うタイプになっています。
ロード用のシフターは、ストロークも小さく小気味よく変速してくれますよ~(^.^)
↑クラリスグレードのみ、シフターとブレーキレバーがセットになったデュアルコントロールレバーが存在します!
価格を抑えたい方はコチラがおすすめですよ~(^.^)
●クラリスグレード(2×8速用)↓
●SORAグレード(2×9速用)↓
●TIAGRAグレード(2×10速用)↓
●105グレード(2×11速用)↓
その他
新品のシフターを購入すれば、シフトインナーワイヤーは付いてくると思われます。(数年前に買ったときは付いてきました。が現在は変わっている可能性もありますm(__)m)
シフトインナーワイヤーは流用可能ですが、ブレーキインナーワイヤーは太鼓の形状が違うため流用が出来ません。
MTB用のブレーキインナーワイヤーを用意してくださいm(__)m
アウターワイヤーや流用可能です!
しかし、短くカットする必要があります。
アウターエンドにエンドキャップを付ける必要があります。
●ブレーキアウター用↓
●シフトアウター用↓
最後にワイヤーカッターが必要になります↓
交換方法【動画あり】
交換方法は記事よりも動画の方が分かりやすいと思います!
笹野輪業さんのこの動画がおすすめですよ~(^.^)↓
ディレイラーやブレーキの調整方法はコチラをご覧ください↓
まとめ
いかがだったでしょうか?
交換パーツ点数も少なく、比較的安価に出来るのがフラットバー化です!
中古パーツなどで組めば1万円以下で押さえることも可能です(^.^)
せっかく購入したロードバイクを乗らなくなってしまうなんて、勿体ないですよ~
そっと葬らないでw、是非生かしてあげてくださいね~
この記事の解説動画はコチラ↓
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
コチラの記事もおすすめです↓
コメント
乗って数10分で辛くなるのは、そもそもフレームサイズが適正じゃないか、乗車姿勢に問題があるんじゃないかととも思いますが!
ハンドルが振らつくと言うのも幅の問題もあるかもしれませんがハンドルに荷重しすぎているのも一因だと思われます。
ただ、ドロップハンドルのままでは辛いから乗らないと言うのであれば、古賀さんの言うとおりフラットバー化して気軽に乗れるようにしたほうがいいと思います。
自分も加齢とともに前傾が辛くなってきたので色々と試行錯誤しているところです。
丁度今、職場の後輩から貰ったロードバイクをフラットバー化しているところです。
自分の場合、ロングライドはフラットバーではどうしてもポジションの自由度が少なく手首とか辛くなるのでロードバイクを選択、街乗りとか距離の短いサイクリングではフラットバー選択するとか使い分けてます。
なるほど~
ハンドルのフラット化が楽に出来る?
コンポの交換必要だよね??
必要な交換パーツも載せてますので、ぜひ読んでみてくださいね~
コンポがSHIMANOで言うクラリス·ソラのグレードに限りの話ですよね。
ティアグラとか10s以上だと互換するパーツの価格と入手難度が高くなってコスパ悪いし。
わざわざ古いDeoreとかDeoreXTのレバー探すのも面倒。
乗り方もわからない初心者にいきなりカスタムすすめるのは機械いじりが好きな人ならともかくとして
ショップに出すのもそこそこ良い工賃かかるし
どうせパーツ売るならロードバイクそのまま売った金でクロスバイク買ったほうが良い気がします。
今どきフレームジオメトリーもロードバイク寄りなクロスもいっぱいあるし
趣味として続くかわからない人がスポーツ車に手を出す場合
先にクロスバイク買って慣れたらドロップ化するほうがステップアップ感あってお得に感じれるっていう心理的メリットも大きい気がします。
MTB用のシフターに交換は出来ないんですよね~
交換シフターは記事に載せてますので、ぜひ読んでくださいね~
購入して直ぐに売却は、値落ちが激しい(半値近くになります)のでおすすめ出来ないんです(^-^;
ショップでやってもらうのも手ですね~
私もクロスバイクから入ると良いと思いますね~
うちの奥さん、最初はフラットバーロードでした。でも、長距離、または長時間乗ると手首が痛くなると言ってました。フラットバーは一見、楽に握れるけど、手首の角度が不自然で痛くなってきます。ドロップの握りは自然な角度で握れ、ポジションも色々取れて楽です。
結局、奥さんのバイクは新たにドロップ仕様を買いました。彼女曰く、めちゃ楽ーとのことでした。ドロップ仕様は楽なポジションにすればスピード出ないけど長時間走れますね。
そうなんですね~
人それぞれですね~
フラットバーにはバーーセンターバーを付けると良い感じになりますよ~