おはようございます。古賀修三です(^.^)
私の元に良いくただくご質問で「7速ボスフリーホイールを8段・9段・10段化したいのですが可能でしょうか?」というモノがあります!
結論を先に言うと「可能です!」なのですが、そこそこ予算が必要になります。
今回は、ホイールの選び方とAmazon等で販売されている、最安クラスのカセットホイール(8~10速用)をご紹介いたします。
では行ってみましょう~(^.^)
リアエンド形状の確認
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↑の画像のように、自転車のリアエンドには3種類の形状があります。
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一般的なスポーツ自転車の場合、クイックリリースという金具で後輪を固定しているのですが、リアエンドの形状は一番右の「ストドロ」になります。(この名称は私も初めて知りました(^-^;)
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正爪や逆爪はシティーサイクルに多く使われており、基本的にハブシャフトとフレームをナットで固定するように設計されています!
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この正爪や逆爪に、スポーツ自転車用の中空シャフトホイールを取り付けることは非常に困難を極めます(^-^;
カスタム癖のある方は、リアエンドの形状に注意して自転車を選びましょう~
今回は、スポーツ自転車用の「ストドロ」形状の自転車向きの記事となりますm(__)m
リアエンド幅の計測方法
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エンド形状がクリア出来たら、次はエンド幅についてご説明いたします。
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リアエンド幅とは、文字通りリアエンド(後輪が入る位置)のフレーム内側の幅のことです!
↑の画像のように、後輪を外してスケールやノギスで計測してみましょう~
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ディスクブレーキではない、リムブレーキ(キャリパーブレーキやVブレーキ)の場合、ロードバイクは130㎜、クロスバイクは130㎜と135㎜が混在しているのですが…
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今回ご説明する6・7速用の自転車は「ボスフリーハブ」という、どちらかというとシティーサイクルによく使われるハブが使われています!
ロードバイクの形をしているからと言って「リアエンド130㎜」と断定が出来ません!
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過去の経験から、6速自転車はシティーサイクルに多い「リアエンド132㎜」を採用しているモノが多い印象です!
この場合、132㎜の8速以上のホイールは存在しないため、130㎜のホイールを選ぶと良いでしょう~
2㎜くらいは誤差範囲として扱わせていただきますm(__)m
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私が2万円台一押しのクロスバイク「アニマート ブリッグス」は、リアエンド130㎜用のホイールを選びましょう~(^.^)
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ボスフリー7段変速自転車は、リアエンド135㎜のモノが多い印象です!
↑は4万円台のおすすめロードバイク「アニマート グランデッツァ」です。
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ロードバイクの形をしていますが、7速ボスフリーを採用しており、リアエンドは135㎜になります。
ロードバイクだからと言って、ロード用の130㎜ホイールを買ってはイケませんよ~w
先にも述べたように、キチンとリアエンド幅を計測してから、ホイールを選びましょうね~(^.^)
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シマノ(SHIMANO) ホイール WH-RX010
ちなみに↑のようなディスクブレーキ用ホイールにも、リアエンド135㎜ホイールがあります!
しかしこれはリムブレーキには使えません。
リム(ホイールの周辺部)が、ブレーキシューと擦れるような設計になっていないため、コレをリムブレーキで使用すると、ブレーキの効きが悪かったり、リムが破断するかもしれません(^-^;
リムブレーキ用か?ディスクブレーキ用か?もご確認くださいね~
130㎜用おすすめホイール
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130㎜用のホイールは本格的なロードバイクにも使われており、上は数十万円もするホイールまで存在しますw
今回はエントリー向けのお安いホイールをご紹介しますね~(^.^)
SHIMANO WH-R501
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コスパの良い、リア8~10速用ホイールの王道がコレです!
前後ともバラ売りされているので、8速以上に多段化したい方はリアだけ変更すればOKです(^.^)
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さすがにシマノ製だけあってカップ&コーン式のハブですが、初期調整もバッチリ決まっております!
カスタム初心者には一押しのホイールですよ~(^.^)
「どうせなら前輪も同じモノで揃えたいんだよね~」って言う方は、セットで変えちゃいましょう~(^.^)
SHIMANO WH-RS100
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シマノ製でもう一つエントリーモデルのホイールがラインナップされています。
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コチラのRS100は、リア11速まで対応のハブになっています!
11速化まで視野に入れている方は、コチラがおすすめですよ~(^.^)
セットで揃えたい方はコチラ↓
11速対応のフリーなので、8・9速スプロケットを付ける場合は1.85㎜のスペーサーをスプロケットの内側に入れてくださいね~↓
PASAKロードバイクホイール
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「セットで交換したいけど2万円も出せません!」という方には、ちょっと勇気を出して中華ホイールはいかがでしょうか?
シマノ製のエントリーホイールが前後セットで1900gくらいなのに対し、1650gと圧倒的な軽さが売りのホイールセットになっています!
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軽さの理由は、フロント20本、リア24本というスポーク数の少なさにあります!
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ハブはシールドベアリングになっているようです!
基本的にメンテナンスフリーの設計のようですね~
ハブをバラせるようになっているのか?は分からないので、無理なメンテナンスはしない方が無難ですね~(^-^;
私のYoutube視聴者様で、何人か購入されているのですが評価は上々です!
Amazonのレビューも良いので、試してみる価値はありそうですね~(^.^)
コチラも11速対応のフリーのため、8・9速スプロケットを付ける場合は1.85㎜のスペーサーをスプロケットの内側に入れてくださいね~
135㎜用おすすめホイール
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130㎜用ホイールに比べラインナップが少ないのが、135㎜用リムブレーキホイールです(^-^;
シマノを始め国内ブランドの商品は販売されておりませんm(__)m
選択肢は少ないですが、中華製ホイールを2つご紹介しましょう~
PASAK 700Cリム ロードバイクホイールセット
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商品名を簡略化させていただいたのですが、Amazonでは「700Cリム30mmディスクブレーキロードバイクホイールセット自転車ホイールV / Cブレーキ」という商品名になっています!
画像でお分かりいただけると思いますが、ディスクブレーキ用のハブが付いているのですが・・・
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↑の画像のように、リムブレーキ用のリムが使われており、ディスクブレーキにもリムブレーキにも使えるリア135㎜ホイールになっています!(フロントエンドは100㎜)
前後セット商品のみの販売となります!
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ハブはシールドベアリングで、メンテナンスフリータイプとなります!
重量1700gと軽量なので、試す価値はあるかもしれませんね~(^.^)
Amazonのレビューではかなり評価は良いです!
ラチェット音が大きいとのことなので、許容できる方にはアリだと思いますよ~(^.^)
赤もありますよ~↓
OMDHATU ロードホイールセット 700C Vブレーキ 二層アルミ合金リム
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コチラも本来の商品名は「ロードホイールセット 700C Vブレーキ 二層アルミ合金リム ボールベアリングハブQR 8-10速カセット対応 自転車用ホイールセット」になります!
今回最安の前後セットで10,450円と非常にリーズナブルですよ~(^.^)
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中華製だと思いますが、なんとこちらのハブにはシマノ製が使われております!
商品名に記載のおとり、ボールベアリングタイプなので、ハブの分解整備が可能ですよ~
メンテ好きには嬉しいかもしれませんね~(^.^)
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Vブレーキと書かれておりますが、もちろんロード用のキャリパーブレーキも装着可能です!
スポーク数は前後とも32本と多めなので、耐久性は他の中華モデルよりもありそうですね~(^.^)
Amazonレビューを読むと、やや梱包に難アリのようなので開封後は早めにチェックしましょうね~(^-^;
ホイールの交換方法
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ホイール交換に必要なスキルがいくつかあります!
ご説明しましょう~(^.^)
タイヤの脱着
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タイヤを外す方は難しくないのですが、タイヤを取り付ける方は結構大変です(^-^;
過去に取り付け方の動画をアップしているので、自信の無い方は参考にしてみてくださいね~↓
タイヤレバーが必要になります↓
スプロケット交換
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スプロケットも移植する必要があります!
こちらも過去動画を参考にしてみてくださいね~↓
スプロケットリムーバーが必要になります↓
まとめ
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いかがだったでしょうか?
6・7速ロード・クロスバイクはカスタムすると激変するので伸びしろいっぱいですwww
単純に速くしたい・軽くしたいだけなら、買い替えた方がコスパが良いのかもしれません。
ですが、この手のバイクのカスタムは「男のロマン」と言ったところでしょうか?www
ぜひ、無理しない程度に楽しんでくださいね~(^.^)
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
コチラの記事もおすすめです↓
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コメント
PASAKの最大の問題点がリム幅が14mm無いことです。
自分はワイヤービード28Cを無理やり入れましたが、タイヤペンチがないと無理でした。
30c以上のクロスバイクでよく使われるタイヤは入れることは不可能と考えるべきです。
そうなんですね~
貴重な情報、ありがとうございますm(__)m