おはようございます。古賀修三です(^.^)
先日STARDAYというAmazonで23,000円くらいで販売されているロードバイクを購入し、フル整備・カスタムしてかなりいい感じに仕上げることが出来ました!
ブログやユーチューブにも整備内容を何本かアップさせていただきました!
今回はコメント欄に何件かいただいた「5万円くらいのロードバイクとどっちがいいですか?」というご質問にお答えしていきたいと思います(^.^)
23,000円のSTARDAYが良い!と言っている理由
↑は先日仕上がった23,000円のロードバイク STARDAYです!
先日試走もしましたが、十分軽快に走ってくれました(^.^)
非常におすすめなのですが、おすすめの理由は値段の割に装備が充実しているからです!
値段の割にということなので、これが35,000円だったらカノーバーのオルフェウスの方をお勧めします(^^;
あくまで金額と装備を考えての「良い」なので、5万円だったら決しておすすめ出来るものではございません(^^;
そのへんをご理解いただければと思います<m(__)m>
5万円くらいのロードバイクとの違い
では、5万円のロードバイクと2万円台のロードバイクはどう違うのか?が気になりますよね~(^.^)
いろいろ違うのですが、特に重要な点を4つご説明させていただきます!
シフター
5万円くらいになってくると↑の写真のようなデュアルコントロールレバー(STI)というものがドロップハンドルに装備されてきます!
このSTIでブレーキ操作とシフト操作が出来るんですね~
これが付いていると操作しやすく、レバーも握りやすいです。乗っていて楽になります(^.^)
このSTIは16段変速のものはAmazonで14,000円程で販売されていますので非常に高価です。構造的には更に上級グレードのロードバイクと同じなので、レースに出るような高級バイクと操作も同じです!
一方、2万円台のロードバイクはブレーキレバーとシフターは別のものが付いてきますので操作性が落ちます!
STIは高価なので格安ロードには付いてきません。
操作性が大きく違うことを覚えておきましょう~
↓STIのおすすめ動画はコチラです
リアハブ
自転車の後輪のハブには2種類の構造に分かれます。
カセットタイプとボスフリータイプです。
スポーツ競技自転車(ロードバイク・マウンテンバイクなど)にはカセットハブが採用されます!
カセットハブはハブ本体にフリー機構付いているのが特徴です!フリー機構にスプロケット(ギア)を装着します!
スポーツバイクにカセットタイプが使われる理由は、構造的にハブシャフトの耐久性が高いからです!激しい走りにも耐えられる構造ということですね~
5万円くらいのロードバイクもカセットタイプが採用されています(^.^)
一方、シティーサイクルに良く使われるのがボスフリータイプです!
ハブにフリー機構は付いておらず、スプロケット(ギア)側にフリー機構が付いています!
構造的にカセットハブよりシャフトにかかる負担が大きくなるのですが、激しい走行し続けなければ問題が出ることはほとんどないです。
そしてカセットハブよりコストを抑えることが出来るので、7段変速以下の自転車に良く使われます!
2万円台のロードバイクにはこのボスフリータイプが使われていますので、強度・剛性的に5万円くらいのロードバイクより劣ると思っていただいて良いと思います!
↓さらに詳しく解説した動画がありますので興味のある方はご覧ください(^.^)
ブレーキ
↑の画像は23,000円で購入したSTARDAYに付いているフロントブレーキです!
タイヤは28Cタイヤが付いています!
良~く見ておいてくださいね~
↑は先月私が整備したFELTというメーカーの9万円くらいで販売されているロードバイクのフロントブレーキです!
こちらもタイヤは28Cタイヤが付いています!
激安ロードバイクと何が違うかわかりますか~?
正解はブレーキとタイヤの隙間です。
フェルトのロードバイクにはシマノ製のクラリスというグレードのブレーキが付いているのですが、タイヤとブレーキの隙間がほとんどありません!
そうなんです。一般的なロードバイクのキャリパーブレーキは28Cタイヤが太さの限界なのです!
もう一度激安ロードバイクのブレーキを見てみましょう!
タイヤとブレーキの隙間はまだまだ余裕がありますね~
ブレーキが取り付けられているボルトからブレーキシューまでの長さが長いブレーキが付いている!ということです。
これが何を意味しているかというと、一般的なロードバイクと規格が違うものが付いているので、ロードバイク用のパーツが流用出来ないということです!
そして、ブレーキのアーチが広いので剛性が低く、ブレーキの効きが落ちる!とも言えます。
スピードが出る乗り物においてブレーキは非常に大切な要素です。ブレーキの効きに応じて出せるスピードを決めている!と言っても過言ではありません。
激安ロードを買って、ブレーキを強化したいと思っても規格が合わないと強化するのが困難になります!
激安ロードにはブレーキが一般的なロードと違うものが沢山あります(^^;
しかし、5万円くらいのロードはこの点でも一般的なロードバイクと同規格のものが付いているため、ポン付けでブレーキ強化が可能です!
初心者には見分けにくいところですが、ブレーキはしっかり見ておきましょう(^.^)
フレーム形状
フレーム形状は一流メーカー車ではジオメトリーというフレームの寸法や角度を表したものがあるのですが、激安ロードではほとんどのメーカーは公表していません!
なので見た感じで判断するしかないのですが、今回細かいことはおいておいて、リアエンド幅のことだけお伝えしておきます(^^;
リアエンド幅とは後輪を取り付けるフレームの内側の幅のサイズのことです!
一般的なキャリパーブレーキ仕様のロードバイクのリアエンド幅は130㎜です。
5万円くらいのロードバイク(16段変速のもの)のリアエンド幅もほとんどのものが130㎜になっています。
なので、メーカー問わずロードバイク用のホイールに交換が可能です!
一方、2万円台のロードバイクはリアエンド幅が135㎜のものが多いです。5㎜広いんですね~
なので、ロードバイク用のホイールにポン付けで交換が出来ないんです~(^^;
知り合いに「お下がりでよければホイールあげるヨ」と言われても、ポン付け出来ないため固まりますw(リアハブを弄って130㎜に修正することは出来ますが、難易度は高いです(^^;)
なので、できればリアエンド幅は130㎜のものを選んでおくと、後々役に立つときが来るかもしれません(^.^)
予算があるなら5万円くらいのものがおすすめの理由
ということで、5万円くらいのロードバイクと2万円くらいのロードバイクの違いをお話させていただきましたが、細かいところを取り上げるとまだまだ違うところはかなりあります(^^;
結論を言うと、5万円くらいのロードバイクを買っておけば、一流メーカー車とほぼ変わらない規格で造られているので、操作性に優れ、交換パーツが容易に入手出来、カスタム性にも優れていものが手に入ります。
ロードバイクを味わいたいなら5万円くらいのもので探すことをおすすめします!
どうしても予算の関係で5万円用意するのがキツイです( ;∀;)って方は、2万円のものでもいいと思いますが、私がSTARDAYをカスタムしたみたいに、多少ご自身でカスタマイズして自分で乗りやすいバイクに仕上げていくことをおすすめします!
5万円以内のおすすめロードバイク5選
最後に私がおすすめする5万円以内で買えるロードバイクを5車種ご紹介いたします(^.^)
全てSTI付きで、フレーム規格も一般的なロードバイクと同じになってますので安心してお選びくださいね~(5万円を超えていても一般的なロードバイクと違う規格で造られたロードバイクは存在しております!お気を付けください<m(__)m>)
ではトップ5のご紹介です~
実はこのテーマで最近記事を書いています(^.^)
メチャクチャ一生懸命書きましたので興味のある方はこちらをご覧ください↓
では素敵なロードバイク生活をお過ごしくださいね~
今回はこのへんで~
ではまた~(^.^)/~~~
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