【6・7速用】ギア比見直し!おすすめボスフリースプロケット5選!(クロスバイク・折りたたみ自転車 DNP)

クロスバイク

おはようございます。古賀修三です(^.^)

今回はボスフリーユーザー必見!おすすめのボスフリースプロケットをご紹介します。

ママチャリを始め、多くのライトユーザー向け外装変速自転車には「ボスフリースプロケット」が使われています!

スポーツ自転車に多い「カセットスプロケット」に比べ、「ボスフリースプロケット」はカスタム(ギア比の見直し)しにくいというデメリットがあります。

しかし最近は、シマノ以外のメーカーから少しずつですが、ボスフリースプロケットの種類が増えてきております(^.^)

「もっと重いギアが欲しい」「もっと軽いギアが欲しい」と思っている方、ボスフリーだからと言って諦めないでくださいw

今回はおすすめのボスフリースプロケットを5つご紹介しますね~

では行ってみましょう~(^.^)/

 

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ボスフリースプロケットとは

まず、「スプロケット」とは後ろ(リア)側のギアのことを言います!

↑の画像のようにシマノ製のギアが付いていることが多いです。

このスプロケットの中に「ラチェット機構」が入っているのがボスフリースプロケットになります。 

 

シマノ製の型番では、6速用は「MF-TZ500-6」、7速用は「MF-TZ500-7」となります。

ギアの色が茶色で、一番大きいギアだけ黒色になっています。

 

昨年リニューアルされ、↑のようなシルバー色の「MF-TZ510-6/7」が出回り始めています。

サビに強くなっているそうです!

今までは「茶色いスプロケットはボスフリー」という見分け方がありましたが、現在はシルバーのスプロケットでもボスフリーの可能性があるため、一番大きいギアに記載された型番で見分けるようにしましょう~

特にギア比に不満が無い方で、歯の摩耗による寿命で交換を考えている方は、防錆性の高い新型がおすすめです↓

 

 

ボスフリーとカセットスプロケットの違い

↑はスポーツ自転車に良く採用されている「カセットスプロケット」です!

画像のように黒いタイプもあれば・・・

 

ピカピカのシルバーのタイプもあります!

7速カセットスプロケットの型番は「CS-HG41-7,CS-HG200-7」のように「CS」から始まります!

 

カセットスプロケットには「ラチェット機構」は付いていません!

 

カセットハブ

ラチェット機構はハブの方に付いています!

ボスフリーとカセットは、構造や取り付け方が全く違うため互換性がありません。

パーツを注文するときは間違えないように注意しましょう~

過去に見分け方や構造の違いの動画もアップしています。興味のあり方はぜひご覧ください↓

 

 

ボスフリースプロケットの歯数

6速でも7速でも、ボスフリースプロケットの場合の歯数(ギアの構成)は14‐28Tの場合がほとんどです!

6速の場合・・・14‐16‐18‐21‐24‐28T

7速の場合・・・14‐16‐18‐20‐22‐24‐28T

6速でも7速でもトップギア(一番小さいギア)は14Tになります。

トップギアがもっと小さければ(13T以下)、重いギアを作ることが出来ます!

逆にローギアがもっと大きければ(29T以上)、もっと軽いギアを作ることが出来ます!

 

ちなみにクロスバイクやロードバイクに採用されている「カセットスプロケット」では、最もワイドレンジ(トップとローの歯数差の大きい)なスプロケットは11-34Tです!

歯数差は23Tとなり、一般的なボスフリースプロケットの1.6倍以上になります。

 

ちなみにマウンテンバイクの場合、11-52Tというお化けのようなモノまで販売されていますw

 

 

フロントシングルギアのクロスバイクや折りたたみ自転車で、そこそこ起伏のある道を走る場合、スプロケット側はワイドレンジ(トップギアとローギアの歯数差が大きいモノ)な方が使いやすいです!

 

また、速度アップ(重いギアを作る)のためにクランクを大径化するカスタムもありますが、トップギアが重くなるのとセットで軽いギアも重くなってしまます!

そのため、ギア比の見直しはスプロケット側から行い、それでも不満があるときは「クランク交換」の順番が良いと思います!

「ギア比」の考え方の詳細を知りたい方は、こちらの動画をご覧ください↓

 

 

おすすめスプロケット5選

高速化したい方へ 

「今より速くしたんです!」「もっと重いギアが欲しい!」という方にはDNPから出ている11-28T(7速用)がおすすめです!

歯の構成は・・・

11‐13‐15‐18‐21‐24‐28T となります!

トップギアを約27%重くすることが出来ます。

ローギアには困っていないならコイツで決まりです↓

 

交換時の注意点としては、↑の画像でも分かるように、工具(スプロケットリムーバー)の掛かる溝がかなり奥まっていることです。

リムーバーは長めのモノを用意してくださいm(__)m 

おすすめはコチラ↓

 

 

坂道が辛い方へ

「トップギアは間に合っているけど、ローギアをもっと軽くしたい」という方には、シマノのメガレンジスプロケットがおすすめです!

ほとんどの7速自転車には付いていないのですが、シマノ製で14-34Tという7速スプロケットがあります。

歯の構成は 14-16-18-20-22-24-34T という、最後だけ28Tを34Tに入れ替えた構成になっています!

「どうしても登れない坂があるんです」って方におすすめですよ~

商品ページはコチラ↓

↑のメガレンジを使う場合、リアディレイラーの規格に注意する必要があります。

6速や7速用のリアディレイラーには、最大でも28Tまでのモノと34TまでOKの2種類があります。

 

↑は良く使われている RD-TY21 というタイプです!

最大28Tまでしか対応していません。

 

↑は RD-TY300 というタイプです!

コチラは最大34Tまで対応しています。

 

リアディレイラーを選ぶ際には、フレームエンドの形状に気を付けましょう~

正爪/逆爪/直付けの3種類があります。

購入前に確認しましょう~ 

どのようなリアディレイラーが付いているのか?型式を確認して「最大ロースプロケット」の歯数を調べてみましょう~

リアディレイラーが28Tまでのモノが付いている場合は、リアディレイラー交換が必要になります。

チェーンもコマ数が足りなくなる可能性が高くなるため、チェーン交換も視野に入れておきましょう~

 

リアディレイラーの交換方法はコチラ↓

チェーンの長さの確認・交換方法はコチラ↓

 

 

重いギアも軽いギアも増やしたい 

↑はDNPから出ている11-32Tになります。

デフォルトのローギア28Tよりも約14%軽くなります。

トップギアは約27%重くなります。

 

もう1つ、DNPから 11‐34T が販売されています!

MAXまで速く、MAXまで軽くしたい方はコレですよ~(^.^)

注意点は、スプロケットリムーバーは長めのモノを用意することと、リアディレイラーは34T以上対応のモノを使うことです。

おすすめリムーバーはコチラ↓

 

リアディレイラーはRD-TY300がおすすめです↓ 

 

 

6速の場合

「おいおい修三、7速スプロケットばかり紹介しやがって、俺のは6速なんだよ~」って声が聞こえてきそうです💦

申し訳ございませんm(__)m

6速ボスフリースプロケットは14‐28T以外、販売されていないんです💦

しかし、裏技的な方法をご案内いたします(^.^)

 

↑の動画は6速仕様の自転車に7速ボスフリースプロケットを付けた場合の不具合事例です!

6速仕様の自転車に7速スプロケットを取り付けることは出来るのですが、7速に入れた時にチェーンとフレームが干渉してしまうことがあります。

動画ではスペーサーを入れてその場しのぎをしておりますが、スペーサーを入れることによる弊害もあるためおすすめしておりません

 

トップギアに入れるとフレームとチェーンが干渉してしまうということは、トップギア(7速)に入れなければ干渉しないということになるので・・・

7速スプロケットを付けて、2~7速までしか使わない7速化が良いと思います!

 

例えば11-34Tの7速ボスフリーを付けて、11T以外の13‐34Tで使用するということです。

11Tを除いてもトップギアは14Tから13Tに小さくなるので、約7%ギアを重くすることが出来ます。

この場合でも、シフターは7速シフターに交換する必要があります↓

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リアディレイラーの調整方法はコチラ↓

※トップギア11Tは使わないため、トップ調整は13Tに合わせる(シフター側は7速)必要があります。

 

 

 

スプロケットの交換方法

ボスフリースプロケットの交換方法はコチラの動画を参考にしてください↓

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

以前まではDNPからは11-28T(7速)が4,000円くらいで販売されていたのですが、11-32Tや11‐34Tは日本の通販サイトでは販売されていませんでした!

今回かなりリーズナブルな価格で販売されるようになり、グッとおすすめしやすくなりました(^.^)

ぜひボスフリーの方もギア比変更のカスタムを楽しんでくださいね~

今回はこのへんで~

ではまた~(^^)/~

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