おはようございます。古賀修三です(^^)
今回もユーチューブ視聴者様のご質問にお答えしていきたいと思います!
今回は「クロスバイクのブレーキの種類」に関するご質問です。
では、質問内容から見ていきましょう~(^.^)/
質問内容

質問失礼します。
3万円台のクロスバイクを探しているのですが、Vブレーキとディスクブレーキではどちらがおすすめですか?
出来れば前かごを付けたいと思っているので、Vブレーキの方が良いと思うのですが、ディスクブレーキにも魅かれます。
というご質問です。
ネット通販では3万円台のディスクブレーキ車も増えてきたので、迷うと方も多いですよね~
では、価格を考慮してディスクブレーキとVブレーキのメリットデメリットをお伝えしていきますね~(^.^)/
Vブレーキの特徴

Vブレーキは文字通りV型にブレーキを取り付け、ホイールのリムサイドをブレーキシューで挟み込み、摩擦をかけて制動させるシステムです!
このようにリムを挟んで制動を掛けるブレーキを「リムブレーキ」といいます。

↑のようなキャリパーブレーキも「リムブレーキ」の一種です!
メリットはメンテナンスすのしやすさ、価格の安さ、重量の軽さなどがあります。

そして今回検討されているような、3万円台のクロスバイクに付いている比較的安価なVブレーキでも「しっかり効く」というメリットがありますよ~(^.^)/
もし、付属していたブレーキの効きに不満があっても、シューを変えたり、本体ごと交換する場合でも安くアップグレード出来るのもメリットですね~
規格が統一しているので、パーツ選びもしやすいですよ~

Vブレーキの台座ボルトを利用して前かごが付けやすいのもメリットです!
Vブレーキ用のかごも安価で販売されていますよ~↓
取り付け方はコチラ↓


一方、デメリットはリムサイドにブレーキシューを押し付けるため、リムサイドが摩耗してしまうことです。
どのくらいで使えなくなるか?は使い方によって様々ですが、私の感覚では1万㎞は使えるのはないか?と考えています。
前後輪ブレーキを使って、均一に掛けるようにすると長持ちすると思いますよ~(^.^)/

雨の日に効きが悪くなるとよく言われますが、これは速度に比例します。

ロードバイクのレースのような、雨の日でも60㎞/h・70㎞で走るのであれば、ブレーキの効きに大きく影響が出ると思いますが、日常使いのクロスバイクの場合、雨の日だと速度を抑えて走る方が増えると思います。
速度は15~20㎞/hくらいだと思います。
私も通勤でVブレーキ車に乗っていましたが、ブレーキの効きに不満を感じたことはありませんね~(^-^;
ディスクブレーキの特徴

ディスクブレーキ車のメリットは、「リムブレーキに比べ効きが良い」ということです!

雨の日の高速での制動力の良さもあり、ロードバイクにも採用されるようになりました。
リムサイドも痛めないので構造的に考えると、ディスクブレーキの方がリムブレーキより優れていることは間違いありません!

自動車やオートバイにも採用されていますからね~
しかし、ディスクブレーキにもいろいろな種類があり、3万円台のクロスバイクに付いているディスクブレーキはレース用のロードバイク用とはいろいろな面で違いがあります。
一色淡にはできないんですね~(^-^;

ディスクブレーキには「油圧式」と「機械式(メカニカル)」に分かれます!
高価なロードバイクやクロスバイクには「油圧式」が採用されていることが多いですが、3万円台のクロスバイクだと例外なく「機械式」です。
機械式は油圧式に比べ制動力が落ちます!

日本ブランドのシマノ製やアライ(TEKTRO)製なら機械式でもVブレーキ相応の制動力を発揮してくれると思いますが、聞いたことのない中国製の機械式ディスクブレーキはVブレーキよりも制動力は低いと思って良いでしょう~

それなりの制動力を出すなら、パッド交換や本体交換を検討する必要があります。

ブレーキパッドは種類が多いので、一度取り外しして縦横高さ・穴の位置等を計測して交換しましょう~
もしくはシマノやTEKTRO製のブレーキに交換することも視野に入れましょう~

前かごを付けることは可能ですが、Vブレーキに比べ汎用品の価格は高い傾向です!
過去にディスクブレーキ車におすすめの前かごの特集記事を書いているので、ぜひ読んでください↓

3万円台クロスバイクだとどっちがいい?

どっちが良いか?は一概に言えないのですが、Vブレーキの方が外れを引きにくいと思います!
前かごを付ける前提であれば、価格も抑えられます。

3万円台のディスクブレーキ車は、見極める目や外れを引いた時のリカバリー(コストや修理スキル)が必要と言えそうです!
前かごを取り付ける費用を考えると、3万円台では収まらない可能性もありますね~
「Vブレーキ方が無難」かもしれませんね~
おすすめクロスバイク
Vブレーキ仕様
アニマート アンフレア(R)

イチオシは「アニマート アンフレア」になります!
3×7速でシマノコンポになります。
12㎏と軽量なので軽快に走ってくれますよ~(^.^)/
販売ページはコチラ↓
過去におすすめ・整備記事を書いているので、興味のある方はご覧ください↓


タイヤ太めが良い方は「アンフレアーR」ですよ~↓

ディスクブレーキ仕様
アニマート GILES

「3万円台のディスクブレーキがどうしても欲しいんです💦」って場合は、アニマート GILES がおすすめです!
3×8段変速(カセット式)でシマノ製の変速機なので、スペック的には有名メーカー並みですよ~(^.^)

ディスクブレーキはメカニカルですが、3万円台で唯一シマノ製が付いています!
制動には問題ないのですが、残念ながらフロントフォークにダボ穴が付いていないので、前かごを取り付けるのが困難になります(^-^;
前かごを何とか出来るなら、GILESがおすすめですよ~
販売ページはコチラ↓
GILESの詳しいおすすめ記事はコチラ↓

アニマート HIKE

価格が42,800円と、3万円台からオーバーしてしまいますが、妥協したくないないなら アニマート HIKE がおすすめです!
GILES同様3×8段変速でsシマノ製コンポ・シマノ製ディスクブレーキが付いています!

内装ワイヤー・溶接のスムーズな処理・フォーク形状等、GILESの一歩上を行く仕上がりです!

フロントフォークにダボ穴も付いています!
予算アップが可能ならHIKEがおすすめですね~(^.^)
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HIKEの詳細やGILESとの比較記事はコチラ↓

まとめ

いかがだったでしょうか?
高性能なのは間違いなくディスクブレーキですが、それは精度の高いフレームに油圧式の場合で、3万円台に多くある「無メーカーのメカディスク」は高性能とは言えません(^-^;
Vブレーキに比べトラブル事例もよく報告されるので、メリット・デメリットをよ~く考えてご検討くださいね~
今回はこのへんで~
ではまた~(^.^)/~~~
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