おはようございます。古賀修三です(^.^)
今回は、クロスバイクをご検討されている方からよく頂く「メンテナンスはやらないとダメですか?」にお答えをしていきたいと思います!
結論から言えば、「メンテナンスは必要です。メンテナンスできない方は余計にお金がかかります」が答えになります!
「クロスバイクはめんどくさい」とよく言われます(^-^;
確かにそうかもしれません!
では、今までお使いいただいていたであろう「ママチャリ・シティーサイクル」と、クロスバイクやロードバイクなどの「スポーツ自転車」はどう違っていて、ママチャリよりもどの辺がめんどくさいのか?をご案内いたします。
その手間をかけても「得られる軽快感やファッション性」が大きいんですよね~
では行ってみましょう~(^^)/
シティーサイクルとクロスバイクの違い
日本で自転車と言えばコレ↑、シティーサイクル(ママチャリ)ですよね~
↑の画像は、中学校に通学時に使う学生用自転車です。
地域によっては「中チャリ」「学チャリ」「銀チャリ」などと言われているようです!
この自転車に乗り慣れてしまうと、クロスバイクやロードバイクは不便でしょうがないと思います。
なぜなら、快適装備が満載ですからね~
クロスバイクはすっきりしていて良いのですが、シティーサイクルに付いていた装備がゴッソリ無くなってます!
デザイン・走りは良いんだけど、トレードオフで日常使いにはあった方が良いモノが削られていることもあります。
それを補うためにひと手間必要だったり、必要なモノを後付けしなくてはならなかったりします(^-^;
このひと手間や一工夫に耐えられるなら、クロスバイクを買っても大丈夫でしょう~
「めんどくさいことは一切受け付けない」のであれば、シティーサイクルの方が良いかもしれませんね~
では、両者の違いを確認してみましょう(^^)/
1.前かご
シティーサイクルの顔と言ってもいい、大型のフロントバスケットにはたくさんの荷物が入れられます!
一方、一般的なクロスバイクには前かごは付いていません!
荷物はリュックに入れて背負う必要があります。
帰りに荷物が増えることもあるので、ちょっと大きめのリュックを用意した方が良いかもしれませんね~
もちろん前かご付きのクロスバイクもあります。
また、前かごを後付けすることも可能です!
興味のある方はコチラの記事をご覧ください↓
2.泥除け
ママチャリには当然のごとく付いている泥除けですが、クロスバイクは付いてい無いモノが大多数です!
「サイクリングの時だけ使います」って方なら雨の日は乗らないと思うので、付いてなくても良いと思いますが、通勤や通学だと泥除けが付いて無いと厳しいです(^-^;
正直、フロントは付けなくても大丈夫かな~と思っていますが、リアだけでも付けた方が良いです!
過去におすすめの泥除けの紹介記事を書いていますので、興味のある方は読んでくださいね~↓
3.チェーンカバー
ママチャリには当たり前に付いている「チェーンカバー」ですが、何のために付いているか?ご存じでしょうか?
「チェーンに足や衣類を巻き込まないために付いている」と思ってる方が大半だと思いますが、「チェーンを雨水や汚れから保護する」とい役割もあります!
↑のようなフルカバータイプなら、3年くらいはノーメンテで大丈夫です。
チェーンオイルが乾いていたり、チェーンに錆が出ていることもほとんどありません!
クロスバイクにはチェーンカバーが付いていないモノがほとんどです!
雨水やホコリが直接チェーンに付着してしまいます。
メンテナンスをしないで放置すると・・・
サビサビ自転車の出来上がりですwww
サビサビチェーンのまま使い続けると、チェーンはもちろん、スプロケットやチェーンリングの歯も痛めてしまいます!
定期的なチェーンクリーニングとチェーンオイルの塗布をしましょう~
メンテナンスの仕方はコチラ↓
4.空気入れ
自転車のタイヤに空気を入れるのは、シティーサイクルでもクロスバイクでも共通なのですが、空気圧の高いクロスバイクのタイヤの方が、空気を入れる頻度が高くなります。
適正な空気圧はタイヤのサイドに印字されています!
シティーサイクルは2.5~3.5barくらいで、クロスバイクは3.5~7barくらいのタイヤが多いです(あくまでも一般的な値なので、タイヤサイドでご確認ください)
そして、空気を入れるところ(バルブ)も違うことがあります!
シティーサイクルはほぼほぼ一番左の英式バルブですが、クロスバイクは英式・仏式・米式の3種類が混在しております。
英式バルブタイプのチューブが付いているクロスバイクを買えば、今まで使っていた空気入れが使えますが、英式バルブタイプは明確な空気圧を計れないというデメリットがあります。
ロードバイクでは仏式バルブが一般的な為、クロスバイクユーザーも仏式を好んで選ぶ方が多い印象です!
どのバルブが良いか?は一概には言えませんが、仏式・米式タイプは専用の空気入れを用意する必要があります!
そのことは覚えておきましょう~
5.ライト
シティーサイクルに付いていることの多いオートライト!
ハブの回転を利用して発電させ、暗くなると自動で点灯してくれます(^.^)
めっちゃ便利ですよね~
一般的なクロスバイクには、ハブダイナモは付いていません。
充電式のバッテリーライトをハンドルに取り付けている方がほとんどです。
ハブダイナモは便利なのですが、ハブの回転が悪くなるんですよね~(^-^;
走り重視のスポーツ自転車には基本的には付けません。
明るいバッテリーライトは沢山出ておりますが、面倒なのは充電です(^-^;
スマホとは違い、肌身離さず携帯しているわけではないので、充電し忘れることもしばしばあります💦
真っ暗の中の夜間走行は危険だし怖いです!
使用時間にもよりますが、1週間くらいは充電が持つものが良いと思います。
「毎週何曜日に充電する」と決めて使うと良いかもしれませんね~
6.タイヤ
クロスバイクに限らずですが、スポーツ自転車のタイヤは軽量に造られていることが多いです!
肉薄なため、ひび割れなどの耐久性がシティーサイクルのタイヤに比べ低めです。
例えば高校3年間をクロスバイクで通学した場合、走る距離にもよりますが、1~2回は寿命でタイヤ交換のサイクルが来ると思います!
シティーサイクルなら、「タイヤ交換無しで3年間使えるのが当たり前」みたいなところがあると思います。
自転車店で前後タイヤ交換をお願いすると、恐らく1万円くらい掛かってしまうと思います。
「念のためにチューブ交換もやりましょう~」となると、プラス2,500円くらいですね~(^-^;
自分でタイヤ交換出来れば、その半額くらいで出来ます!
ぜひマスターしておきたいメンテナンスですね~
クロスバイクにおすすめのタイヤはコチラ↓
7.ギア
自転車の変速ギアは外装式と内装式の2種類があります。
シティーサイクルに多いのは内装ギア(内装変速機)です。
ギア数は3~8段になります!
クロスバイクは外装変速機で、フロント変速付きのモデルも多く、20段以上のギアがあるモノが多いです!
多少のアップダウンもヘッチャラにこなしてくれます。
しかし、外側に変速機があるため、ぶつけてしまったり、倒してしまったり、調整が上手く行っていないと変速不良を起こしてしまうことがあります。
内装式に比べ、調整が狂いやすくチェーンも外れやすい特徴もあります。
変速不良を起こしていたら、自転車屋さんに見てもらうか?ご自身で調整してみるか?の2択になります!
仕組みはそんなに難しくないので、ぜひ覚えてみましょう~
調整の仕方はコチラです↓
フロント
リア
まとめ
いかがだったでしょうか?
めんどくさいですよね~www
クロスバイクには多少の手間以上に、ママチャリとは比較にならない軽快な走りがあります!
「ママチャリに比べてどのくらい速いのか?」と言うと、約25%くらい速いです。
「たった25%」と思うかもしれませんが、ざっくりですが100mを10秒で走る人と、12.5秒で走る人ではスピード感がまるで違いますよね~
そのくらい違うってことです!
トップアスリートと小学生のトップアスリートくらいの違いですよ~
違いが分かること間違いなしです(^.^)
多少の手間はありますが、全部一度に覚える必要はありません。
徐々に覚えていき、どうしてもダメなところは自転車屋さんに頼りましょう~
きっと、「買ってよかった」と思えると思いますよ~(^.^)
誰かの自転車選びの参考になれば幸いですm(__)m
この記事の解説動画はコチラ↓
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
コチラの記事もおすすめです↓
コメント
ほかにもあるでしょう。
・とにかくクロスバイクは軽量、ママチャリティとの違いとしてはまずこれに驚くはず、軽いと言うことは慣性の法則から止まりやすいと言うこと、つまり安全性に大きく寄与する
・ブレーキが違う、クロスはVブレーキが多い印象、ディスクブレーキもたまにあり、とにかくブレーキの効きが良い
・スタンドのありなし、クロスはスタンドはオプション扱い
・盗難防止用のカギが付いてない、こちらもオプションが普通、特に高価なクロスバイクはカギを別に持つのは必須に近い
・チリンチリンなベルもオプション扱い
・ダイヤモンドフレームなので大きくまたがないと乗れない。特にスカートの女性だと結構乗るのに恥ずかしいはず
なるほど~
クロスバイクとロードバイクに乗ってますが❗
めんどくさいて言うけど。スポーツ自転車に限らず、物は大切にするには、これくらいの事はやらないと。
シティサイクルは重いし、泥除けやチェーンのカバーなども洗車しないといけないから、こっちの方がめんどくさい。
そうかもしれませんね~
ママチャリのインナー変速機が 3〜8 ?
98% はSHIMANOの3s
残りたまに4がある程度
5-8 はママチャリ用では無いよ
むしろクロスかな
ネットで内装ギアを検索したら有ったからかな
内装5段の学生用自転車は数年前まではソコソコありましたよ。
8のシティーサイクルはこれくらいですね→https://item.rakuten.co.jp/buhinyasan/rs2c31-gry/
11はさすがにクロスバイクしか無いですね(^-^;
日常使いには断然、ママチャリ。頻繁なタイヤ空気圧管理からの解放、前かごの便利さ、乗車姿勢の楽さ、雨ざらし駐輪の罪悪感の負担軽減等。。あさひのシティサイクルに11年乗ってるが(一応BAA付き)たまの空気入れと簡単な注油で未だに問題なく載れてます。因みに推奨出来ないがビール350の24本箱を前かご搭載をたまにしてますが、クロスバイク以上では逆立ちしても無理。
最強ですね~
25%早いのが10秒なら、13.3秒では?
頭良いですね~
この記事を書いている人は、きっとママチャリはおろか、バイクや車には乗れないだろうな。
どれも整備は必要だけど。
12.5秒の25%早いのは10秒ではないですよ。
そのようですね~
ちょっと表現を変えさせていただきますm(__)m