おはようございます。古賀修三です(^.^)
今回は私のセレクトショップ(pippin)経由、Amazonからロードバイクを購入された方に起こった、ちょっとかわいそうな事例を共有させていただきますm(__)m
結論としては、「商品ページと実際に届いたロードバイクのコンポが大幅に違っていた」という事例なのですが、注意喚起と今回の仕様変更はどの程度の改悪なのか?について検証いたします!
また、このような場合の対処法や捉え方をお話ししたいと思います。
通販でロードバイクをご検討の方の参考になれば幸いです!
では行ってみましょう~
購入したロードバイク
今回ご購入いただいたのは、カノーバーというブランドの「オルフェウス」というロードバイクです!
低価格でコスパの良いロードバイクとして、私もブログやユーチューブでおすすめしておりました。
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価格が3万円台なので、一流メーカー車に比べれば「ウ~ン」というところはありますが、予算を押さえたい方に「最も低価格で始めたい方にはオルフェウス」とアナウンスしていました!
↑の画像のように、シマノのロードバイク用のターニーのSTI・前後ディレイラーが付いており、チェーンリングはコンパクトクランクの50‐34Tが付いている、3万円台唯一のロードバイクなんです!
この画像は、仕様変更になった今でも商品ページに掲載されています。
これが、今回のトラブルの発端です(^-^;
予告無しの仕様変更点
↑の画像は、ご購入者様より頂いた実際の画像です!
ご購入者様は、しばらく気づかずに乗られていたようなのですが、確かにマニアでないと分からないかもしれません(^-^;
どの辺が変わっているかというと・・・
まずは、シマノ ターニーのSTIレバーがSENSAHというメーカーのR7というモデルに変更されています!
そして、シマノ ターニーのバンド式のフロントディレイラーから、SENSAHの直付けタイプのフロントディレイラーに変更されました!(シートチューブに直付け台座が溶接で取付けされました)
また、ご購入者様は気づかれていませんでしたが、チェーンリングがリベット止めタイプから、5ピン止めタイプに変更されています!(ここは間違いなく改善ですね~)
最後にロード用のシマノ ターニーのリアディレイラーから、シティーサイクル用のリアディレイラーに変更されてます!
大きくはこの4点が「予告なし」に変更されました!
防犯登録に行ったショップの方に「あまり見ないギアだから練習した方が良いかもね〜」と言われ、気がついたそうです。
その後、販売店に連絡すると「大変恐れ入りますが、商品に関しましては予告なく仕様変更ある場合ございます旨、予めご了承くださいませ。」と言われたそうです。
確かに、カノーバーを造っている「オオトモ」の公式サイトには「製品改良のため予告なしに価格、色、デザイン、仕様などを変更する場合があります。仕様変更により写真と実際の商品が異なる場合があります」と書かれているんですね~
しかし、納得できずにAmazonに問い合わせしたところ「返品・返金に応じる」と言っていただいたそうです!
さすがAmazonですね~(^.^)
今回は、返品せずに他のAmazonからの提案に応じ、一件落着となりました!
これは改悪なのか?
では、今回の仕様変更の理由(憶測です(^-^;)と、代わりに付いてきたパーツがどれ程のモノなのかについてご案内いたします!
まずはこのSENSAH R7のデュアルコントロールレバーですが、正直シマノ ターニーに比べても悪いモノではありません!
もちろん、信頼性ではシマノ製品の方が何倍も上ですが、SENSAHのレバーは「使いやすい」という方も増えており、シフトレバーの操作性はターニーより間違いなく「良い」と思います!
シフトワイヤーもハンドルバーと共巻きなので、見た目もスッキリします!
レバーの操作性や形状は、上級グレードと共通なので、下位グレードでもクオリティーが高い気がします!
気になるのは耐久性ですが、こればっかりは使い方や管理・メンテナンスの仕方でかなり違ってくるので何とも言えません(^-^;
ちなみにブラケットカバーはAmazonで単品売りされているので、カバーの劣化は対応できます。
そんなに悪い変更では無いと思いますよ~(^.^)
フロントディレイラーは台座を溶接して、直付けタイプに変更されました!
この理由はおそらく、同じカノーバーから出ている2×7速のロードバイク「アドニス」が元々直付けタイプで、シマノのクラリスが付いていました!
↑はアドニスの最新の販売ページの画像です!
今回のオルフェウス同様の、SENSAHコンポが付いています。
おそらくパーツを統一したかったのではないかと推測されますね~
このフロントディレイラーはAmazonでは販売されていないため、パーツを交換する場合、直付けタイプのクラリスグレードになります!
最後にリアディレイラーですが、ここはシマノ→シマノなので、明らかなデチューンです(^-^;
機能面で不都合はないですが、ちょっと見た目的にロードバイクには合わない感じですm(__)m
どうせ予告なしに変更するなら、ここもSENSAHで統一した方が良かったのでないか?と感じてしましました(^-^;
見た目を気にする方は、ロード用のシマノ ターニー、もしくはクラリスあたりに交換すると良いかもしれませんm(__)m
ということで、明らかな改悪はリアディレイラーですが、他は「大差無し」な感じがします!
クランクは明らかな改善なので、トータルで見るとプラスマイナス0なのではないかな~という感想ですね~
しかし、あくまでもターニーコンポの場合であり、8速コンポのロードバイクが予告無しに「シマノ クラリス」から「SENSAH REFLEX」だったら激おこぷんぷん丸になりますね~(@_@)
同じメーカーのロードバイクはどうなってる?
カノーバ― アドニス
先ほどご紹介したように、同じカノーバーのアドニスもSENSAHコンポになっています!(リアディレイラーはデチューン シマノ)
コチラは最初の画像のみ、新しいSENSAHコンポの画像に変更になっています。
カノーバーは「オオトモ」というメーカーの1ブランドで、他にもRIPSTOPやネクスタイルといったブランド名でロードバイクを販売しています!
今回と同じ「シマノ ターニー」のSTIモデルのロードバイクを検索したところ、他のロードバイクはSENSAHコンポに変わった画像はありませんでした!
しかし、「予告なしで変更OK」のスタイルなので、コチラのバイクをご検討の方はご注意ください↓
NEXTYLE(ネクスタイル) ZNX-7014
まとめ
ということで、今回は結構大幅な仕様変更にもかかわらず、「予告無し」で仕様変更後も「シマノのコンポが付いている画像を使い続けている」のはいかがなものか?と思います!
更に、オルフェウスに関しては↑の画像を使い続けているのは、かなりヤバいです!
今回の件は、Amazonも勿論把握しているので、早めに差し替えをお願いしたいと思いますm(__)m
ただ幸い、今回の仕様変更は消費者にとって、思いっ切り損な変更にはなっていなかったのが不幸中の幸いでした。
今回のご購入者様のように、販売店では対応してくれない場合は、Amazonにも問い合わせしてみると良いかもしれません!
最後に、実は通販自転車では「あるある」な事例であることもお伝えしておきます!
改悪もあれば、大幅改善も良くあります。
一つ言えることは、自転車の返品はマジで大変です(^-^;
返品しない方向で考えることをおすすめいたします!
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
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