【動画あり】ハブのオーバーホールの方法・必要工具をご紹介!(ロードバイク・クロスバイク・ミニベロ)

クロスバイク

おはようございます。古賀修三です(^.^)

今回はリアハブのオーバーホールのやり方の記事を書いていきたいと思います!

リアなので、スプロケを外す作業がありますが、それ以外はフロントも同様の作業になります。

誰かの参考になれば幸いですm(__)m

 

今回作業するのは、MASIのカフェレーサーのリアホイールです!

8.9速用のフリーに9速スプロケットが付いています。

ではいきましょう~(^^)/

 

  

まずは、スプロケットを外していきます。

が、その前に極力パーツクリーナーなどで清掃をしましょう!

清掃をすることで工具や手を汚さずにすみますよ~(^.^)

清掃が終わったら、スプロケットリムーバーという専用工具でスプロケットを外します。

逆ハの字に工具を掛けて、開く方向に力を掛けると外れますよ~

  

スプロケットが取れました(^.^)

スプロケットについている泡はエバーズさんの泡クリーナーです。

簡易洗浄におすすめですよ~

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反フリー側のダストカバーを外していきます。

竹串などの尖ったものを使うと外しやすいと思います。

  

 

 

ダストカバーが外せたら、玉押しを15㎜のハブスパナで押さえ、一番外のナットを17㎜のオープンレンチで挟み、ナットを外していきます!

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ナットが外れました。

このナットは裏表があるものが多いです。表面にギザギザがある方が外を向くのが正解です!

取付時に間違わないようにしましょう(^.^)

 

ワッシャー・スペーサーを抜き取り、最後に玉押しを外します。

フリー側のナットを17㎜のスパナで押さえ、15㎜のハブスパナで玉押しを回して外します!

 

 

 

玉押しを外すと、やっとお目当てのベアリングが見えましたね~(^.^)

これでフリー側からシャフトを抜くことが出来ます!

 

シャフトを抜いてベアリングを取る前に、パーツクリーナーを掛けておくと中のグリースが柔らかくなってベアリングが取りやすくなりますよ~(^.^)

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ベアリングを抜いていきます!

先端が丸みを帯びたビーズ用のピンセットが掴みやすいですよ~(^.^)

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ベアリングを全て抜き取りました!

片側9個ずつ、合計18個です。無くしたりしていないか必ず数えましょう~

金属トレーなどがあると便利ですよ~

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再びパーツクリーナーを吹きかけて洗浄していきます!

  

拭き取りはティッシュやワイプオールなどを使いましょう(^.^)

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キレイになりました~(^.^)

この段階で、玉受け(ベアリングが入っていたワン)に傷などが無いか確認しましょう!

同様に反フリー側もキレイに洗浄しましょう~

 

ハブの洗浄が終わったら、今度はシャフトやベアリングの洗浄です!

パーツクリーナーを吹きかけて、古いグリースをワイプオールで拭き取っていきます。

 

玉押しの洗浄が出来たら、こちらも傷が無いかの確認です!

 

ベアリングの洗浄をしながら、ベアリングにも傷や割れが無いか確認しましょう!

これで洗浄は終了ですよ~(^.^)

では、組付けに入ります!

 

 

先ずは、リチウムグリスを玉受けに入れていきます!

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こんな感じで全周にわたって多めに入れておきます!

 

次にベアリングを1個ずつピンセットで並べていきましょう~

片側9個ですよ。間違わないようにしましょう~(^.^)

 

並べ終わったらひっくり返します!

ベアリングがグリスにくっ付いて落ちにくくなっていますが、玉だけにたまに落ちてきますwww

ベアリングが落ちても無くさないように必ずトレーの上で行いましょう(^.^)

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反フリー側もベアリングを並べ終わりました!

 

次にシャフトを入れていきます!

シャフト側にもリチウムグリスを塗っておきましょう~

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フリー側からシャフトを入れました!

 

反フリー側の玉押しを取り付ける前にベアリングの上からグリスを補充しておきます!

 

 

玉押しをねじ込みました。

とりあえず仮取付なので、玉あたり調整はまだしませんよ~

手で回せる範囲で大丈夫です。

 

スペーサーとワッシャーをシャフトに通しました!

 

最後にナットをねじ込みますが、裏表に気を付けましょう(^.^)

 

ナットをねじ込んだら、いよいよ玉あたり調整に入ります!

フリー側を17㎜のスパナで押さえ、玉押しを15㎜のハブスパナで締めていきます。

 

 

少し締めたらシャフトを回して、アタリを確認します!

この時、「玉あたりとしては結構キツイなぁ~」くらいに締めておきましょう。

 

キツめに締めておいて、玉押しは緩む方向に、17㎜のナットは締める方向に回してダブルナットのロック状態を作ります!

この時、少し玉あたりが緩むので、最初にキツメにしておいたアタリが丁度よくなるんですね~(^.^)

 

そいて、ガタツキがないか?きつ過ぎていないか?を確認します!

 

 

上手くいかなかったら、ナットを緩め玉押しを再度キツメに締めて再トライです(^.^)

上手くできるまで何度も何度もやり直しです(^-^;

 

玉あたりが決まったら、最後にダストカバーを取り付けます!

 

ジャジャ~ン!完成です(^^)/

玉あたり調整は慣れとガマンが必要な作業ですw 頑張りましょうwww

でも、調整が上手くいくと滑らかな回転のホイールが出来上がります!

気持ちいいですよ~(^.^)

動画もアップしております!

良かったら見てくださいm(__)m

 

今回はハブのオーバーホールの記事を書かせていただきました。

ではまた~(^^)/~

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