おはようございます。古賀修三です(^.^)
最近ユーチューブのコメント欄からの質問で増えているブレーキに関するお問い合わせにお応えしたいと思います!
主には「ブレーキの利きが悪いので対処法はありますか?」的なご質問なのですが、このご質問にあらゆる角度からお応えしたいと思います!
では、いきましょう~(^^)/
利きが悪い原因
良く「ブレーキは105以上じゃないと利かない」と言われたりしますが、私の感覚ではレースやダウンヒルするなら105以上が良いという感じで、普段使いだったら105以下でも十分だと思っています!
エントリーモデルや通販ロードに付いていることの多い、テクトロやプロマックスのデュアルピボットタイプなら、ゆるポタ・普段使い程度でしたら不満を感じません!
しかし、一部の通販ロードバイクに付いていることのあるノーブランドのロングアーチタイプだと、厳しいですが…(^-^;(購入前に良くブレーキを確認しておきましょう)
なので、「ブレーキの利きが悪い」というのは、一概にブレーキが原因というだけでなく、感じ方・捉え方の違いのケースも良くあります!
テクトロのブレーキ=利きが悪い! という思い込みは捨てましょう(^.^)
とは言っても、本当に利きが悪い場合もあります。
初心者に有りがちなのは、調整が出来ていないケースです!
シューとリムのクリアランスが広すぎて、ブレーキレバーをハンドルバーに付くまで引いても、ブレーキが掛け切れていないケースがあります!
↑の画像のようにクイックリリースレバーが上を向いている状態(解除状態)のまま使用しているケースが一番多いです!(レバーは下げてお使いください)
ブレーキは調整して初めて性能を発揮してくれるパーツです。
まずは自分のベストなセッティングをしてみましょう(^.^)
↓キャリパーブレーキの調整方法はこちら
ブレーキ強化
とは言っても、ブレーキが良く利くに越したことはありませんよね~
普段使いやゆるポタメインの使い方でもブレーキ強化のメリットは多々あります。
特に女性のように握力の弱い方や手の小さい方にとって、ブラケットポジションからブレーキレバーを引くのは、やりにくいものです(^-^;
少しの力で十分な制動を掛けるには、ブレーキ強化は必須アイテムです!
また、レースには出ないけど高速移動される方にとっても瞬時に止まれるブレーキは必須ですね!
自分で「強化が必要だ!」と感じているなら強化してみましょう~
105ブレーキの導入
おすすめはやっぱり105グレードです!
最新のR7000はデザインもシャープ(でもゴツイ)でかっこいいです(^.^)
交換を検討されているなら第一候補に入れましょう~
ただ、リアル店舗だと前後交換で諭吉が飛んでいきます(^-^;
とりあえずブレーキはフロント重視なので、フロントだけ試すのもアリですよ~
通販なら6千円くらいですね~
↓交換方法はこちら
ブレーキシューだけ交換
予算の関係やコンポの組み合わせの関係で「105の導入は出来ません」って方もいると思います!
その場合はブレーキシューだけ交換するという手もありますよ~(^.^)
105グレード以上のブレーキシューは摩擦抵抗が高く、よく止まります。
試しにシュー交換をしてみるのも良いと思います!
ちなみに私はSHIMANO600のブレーキに6700アルテグラのブレーキシューを入れてます。制動力が激変しましたよ~(^.^)
しかし、この技には注意点があります!
ブレーキ本体側の剛性が低いのに、摩擦抵抗の高いシューを取り付けてハードブレーキを掛け続ける(レースやダウンヒルなど)と本体のアームが耐え切れずに折れる!ことがあるようです。
軽い力で制動力を増す!という使い方なら大丈夫だと思いますが、シュー交換で全てが解決する方法では無いことを覚えておきましょう!
動画も作ってますので、参考にしてみてくださいm(__)m
まとめ
いかがだったでしょうか?
ブレーキは利く方が良いに決まってますが、使い方によっては強化は必要ない場合も多々あります!
ネットの情報や先輩の意見を鵜吞みにせず、まずは自分で考えてみましょう(^.^)
そして、最優先で行うべきは自分好みのベストセッティングを行うことです。
それでも強化が必要だと感じたら、強化のために交換してみてくださいね~
それでは素敵な自転車ライフをお過ごしください~
ではまた~(^^)/~
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