おはようございます。古賀修三です(^.^)
先日、お客様のご依頼で、ドロップハンドルのロードバイクをブルホーン化しました！
ブルホーンバーでは、ブレーキレバーとシフターをどのようなものにするか？いくつか選択肢があります。
一つ目は、フラットバー用のシフター・ブレーキレバーを中央に配置して、ブルホーンバー化するやり方です！
クロスバイクなどでは、ハンドル交換、バーテープ（グリップ）交換だけで済むので、最もやりやすい方法ですね～
私が先日買い取らせていただいた、アニマートのアンフレアもこの方法でブルホーン化されていました！
次はブレーキレバーをギドネットタイプにする方法です！
メリットはハンドルバーのどこを握っていても、ブレーキレを掛けることが出来ます。
デメリットとしては、ブレーキレバーの剛性が落ちてしまうので、ブレーキの効きが落ちてしまうことですね～
ブレーキとシフターが別体になってしまうので、シフト操作時にブレーキから手を離さなければならないところも、ややデメリットと言えます。
つぎは、ブレーキレバー・シフター共に、ブルホーンバーの先端に取り付ける方法です！
ブレーキレバーはドロハンの補助ブレーキを使い、シフターはバーコンを使います。
ブレーキとシフターはやや離れますが、見た目のまとまりが良い仕上がりになります。
他にも、Wレバーをブルホーンバーの先端に取り付ける方法や、、、
フラットバー用のブレーキ・シフター一体型レバーを、ブルホーンバーの先端に取り付ける、通称「エビホーン」と言われる方法もあります！
いろいろある中から、今回のお客様が選ばれたのは「STIを利用したブルホーン化」です！
元々、ドロップハンドルだったので、この方法が一番「リーズナブル」ということもあったと思います。
今回、私もこの方法でのブルホーン化は初めてでした。
どんなブルホーン化にせよ「メリット・デメリット」があります。
その辺をが説明しながら、ドロハン→ブルホーンの換装の仕方を動画にしてみました↓
動画内でもお話ししていますが、取付時の注意点はブレーキワイヤーの取り回しが、やや厳しいところです！
STIのブラケットの根元から出てきたワイヤーを、ブルホーンバーに添わせなくてはいけません！
約90°曲げなくてはいけないので、アウターとインナーのワイヤーの抵抗が大きくなり、レバーの引きがやや重くなります。
今回使用した、ST-2400はシフトレバーは触覚タイプなので、シフト操作は影響ないですが、ST-R2000などのハンドルバー共巻きのシフトワイヤーだと、シフト操作もやや重くなるかもしれませんね～(^-^;
そしてもう一点、バーテープの巻き方を工夫する必要があります！
動画内で、手こづっている様子が見られますがｗ、ブラケットバンドの上をクロスさせる巻き方をしております。
是非参考にしてくださいね～(^.^)
そして今回最大の注目ポイントは、STIとハンドルバーのクリアランスが狭くなってしまうところです(^-^;
ブレーキシューとリムのクリアランスを狭くして、レバーの引き量の少なさをカバーする必要があります！
シフターの操作性も心配なところです(^-^;
と、やや不安なところもありますが、完成させたので試乗して操作性を確認してみましょう～
走行インプレ動画はコチラ↓
動画でもお話ししましたが、ブレーキレバーが握りやすくなったことで、引きの重さは全く気になりませんでした！
シフト操作も全く問題ありません。
良い感じでしたよ～(^.^)
ドロップハンドルの時より、握りの位置が手前に来るのでステムを少し長くしても良いくらいです！
ということで、作業前はやや否定的でしたがｗ、今回やってみて「全然アリ」だということが分かりました！
ドロハンが苦手な方は、ぜひお試しくださいね～
今回はこのへんで～
ではまた～(^^)/～
↓不要になった自転車・パーツ売ってくださいm(__)m
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