おはようございます。古賀修三です(^^)
今回も視聴者・読者のご質問にお答えしていきたいと思います。
このブログのコメント欄に「自分が乗っているアルテージの3×6速のロードバイクをSTI化したいのですが方法はありますか?」というご質問をいただきました!
3度ほどやり取りさせていただいたのですが、「コスパよく七速化できる方法を知りたい」ということでした。
結論としては、「STI化する方法はあるけど、魔改造的な要素がありコストもかなりかかるので、実際にやってみたいと思っても実行する人は100人に1人くらい」という答えになります(^-^;
なので、細かく手順を説明してもほとんどの人は「難しそうだし、そんなに費用が掛かるんじゃ、やっぱりいや~」となるのがオチなのですが、今回は特別に細かくご説明していきましょう~
そして、本当の悩みを想像し、おすすめのカスタムをご提案いたします!
では行ってみましょう~(^^)/
3×6速 アルテージのスペック

↑が今回のご質問者様がお乗りのアルテージ(3×6段変速)のロードバイクになります。
Amazonなどのネット通販で24,000円前後で販売されています↓

アルテージは補助ブレーキが無く、シフト操作はフラットの位置にあるサムシフターなので、ブレーキ操作とシフト操作時の手の移動距離が長く、非常に使い勝手の悪い仕様になっています(^-^;
STI化したくなるのは良くわかりますね~💦
ステムはスレッドステム(バークランプ25.4㎜)ですね~
ハンドルバーのパイプ径は22.2㎜のようです。
一般的なドロップハンドルのパイプ径は23.8~24.2㎜です。
22.2㎜はシティーサイクル用のハンドルのパイプ径になります。

ハンドルもかなり特殊な形状をしていますね~(^-^;
おそらく鉄ハンドルだと思います💦

↑のようなアルテージにも取付け可能な25.4㎜クランプのコンパクトドロハンが販売されています。
ハンドルバーの形状で不満が出たら交換をおすすめいたします↓

次に確認しておきたいのはギアの種類です!
フロントは3段(48₋38₋28T)でリアはボスフリー6段変速になっています。
カスタム性を大きく左右するフレームエンドは逆爪エンドとなっており、カスタム性は非常に良くないです(^-^;
ここは魔改造的な方法で乗り切る必要があります。
ではこの通販ロードバイクのSTI化の手順をご説明していきましょう~
ハンドル周り

STI化に必須なのは「STIレバー」が必要なのですが、3×6速用のSTIレバーはありません。
現実的なのはリア7速化してSTIレバーを取り付ける方法になります。
最安はSENSAH R7(2×7速用)になります↓

STIレバーをハンドルバーに固定するバンドの適応パイプ径は23.8~24.2㎜となります。
アルテージに付いているハンドルのパイプ径は22.2㎜なので適応外となります。
ボルトを締めこんでいけば取り付けられる可能性もありますが、取付に支障があるようならハンドル交換を検討しましょう~↓
STIレバーの取付方法はコチラ↓
ワイヤーの長さ調整が必要になります。
ワイヤーカッターを用意しましょう↓
バーテープは取り外すときに破れてしまったりして、再利用できない場合があります。
フロント3段ギアを2段だけ使う方法

次に問題なのは、アルテージはフロント3段ギアなところです!
SENSAH R7のSTIレバーはフロント2段用です。
2段用のクランクセットに交換することは出来ますが、コスパ良くやるならこのままのクランクで2速に対応させる方法です。
インナー×ミドル もしくは ミドル×アウター の2枚のギアだけを使うダブル化がおすすめです!
フロントディレイラーの調整だけで2枚だけ使うように出来ます。
過去にそのやり方の動画を制作しています。
詳しくはコチラをご覧ください↓
6速ボスフリーを7速化する方法

次はリアの6速ボスフリー(14-28T)を7速化する必要があります。
ここは注意が必要で、6速ハブに7速スプロケットを装着した場合、7速ギア(14T)が今までよりも外側に付いているので、7速にチェーンが掛かった時にシートステーに干渉する場合があります。
こちらの動画で詳しくご説明しております↓
↑の動画では、チェーンとシートステーの干渉を防ぐため、とりあえずの対策として2㎜程度のスペーサーを挟んでいます。
片側だけにスペーサーを挟むとホイールセンターがずれてしまうため、もしスペーサーを挟む場合は左右ともスペーサーを挟むことをおすすめいたします<m(__)m>
しかしこの方法は4㎜程度リアエンドを無理やり広げる方法なので、スチールフレームなら問題は起きない可能性が高いですが、アルミフレームではやめておいた方が良いでしょう~
あくまで自己責任のカスタムとなります<m(__)m>
脱着にはボスフリー リムーバーとモンキーが必要になります↓
交換の仕方はコチラ↓
リアディレイラーは再調整が必要になります↓
かかる費用の合計は?

では最低限の費用を計算してみましょう~
SANSAH R7 コントロールレバー 9,500円
ワイヤーカッター 1,600円
7速スプロケット 2,000円
スプロケットリムーバー 750円
合計 13,850円 となります!
コレはモンキーレンチや6角レンチなどの工具の費用は入れていません。
ワイヤーやバーテープなども再利用できる前提です。
チェーンとフレームの干渉リスクや22.2㎜径のハンドルバーにSTIレバーが問題なく着けられた場合は14,000円で出来るということです。
やってみないと分からない未確定要素が多々あるので、少し多めに予算は組んでおきましょう~
他に気になるところ

ブレーキとシフターの操作性の悪さも気になりますが、非常に貧弱なブレーキ本体も気になります💦
前後とも2万円くらいのシティーサイクルのキャリパーブレーキが付いているので、コレでスピードを出したら止まるまでにかなりの距離が必要になりそうです(^-^;
ママチャリならリアのバンドブレーキがそこそこ効くので止まれますが、板の薄い前後シングルキャリパーブレーキはちょっと怖いですね~


テクトロからシティーサイクル用のデュアルピボットキャリパーブレーキが販売されています!
810Aと900Aの2種類のアーム長のモノが販売されているので、ブレーキ穴からリムサイドまでの距離を計測し、合うものと交換することをおすすめいたします<m(__)m>
ブレーキは前用・後ろ用があるので購入時はお気を付けください。
※アーム長72~92㎜の900Aのフロントの販売ページが見当たりませんでした<m(__)m>
おすすめはブルホーン化

仕様的にかなり操作・安全性の悪い自転車に感じます(^-^;
今回ご説明した「STI化」と「ブレーキ強化」をすればそれなりに乗れる自転車にはなりそうですが、結構コストは掛かります!

乗りにくいのであればハンドルバー交換だけで出来る「ブルホーン化」も検討しましょう~
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まとめ

いかがだったでしょうか?
今回の自転車はドロップハンドルで安全に乗る場合、かなりの手間・コスト・知識が必要となります💦
質問者様の本当の悩みを解決する方法は、STI化ではなくブルホーン化の方が良い気がします。
最終判断は本人なので、よ~く考えて安全第一でカスタムしてくださいね~
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~~~
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